春に三日の晴れ間なし
「春は日本列島の上空を流れている偏西風が強いため、高気圧や低気圧の移動速度が速く、高気圧に何日も覆われることはあまりありません。 このため、春の晴天は3日と続かず、天気変化が早いのが特徴で『春に3日の晴れ間なし』と言うのです」とグーグル先生が言ってました😆 先週前半は雨が続き、木曜日頃から晴れて来ました。 その日は公民館活動、グループの人たちと「よく降ったわね〜」「ナタネ梅雨やわ」「たけのこ…
「春は日本列島の上空を流れている偏西風が強いため、高気圧や低気圧の移動速度が速く、高気圧に何日も覆われることはあまりありません。 このため、春の晴天は3日と続かず、天気変化が早いのが特徴で『春に3日の晴れ間なし』と言うのです」とグーグル先生が言ってました😆 先週前半は雨が続き、木曜日頃から晴れて来ました。 その日は公民館活動、グループの人たちと「よく降ったわね〜」「ナタネ梅雨やわ」「たけのこ…
幻に建つ都府楼や菜種梅雨 野村喜舟 朝刊の匂ひをひらく菜種梅雨 井上雪 小店それなりの売上菜種梅雨 鈴木真砂女 くらしの灯いきいき点す菜種梅雨 鈴木真砂女 夜の明ける色に従ひ菜種梅雨 廣瀬直人 ちかづきになりてくつろぐ花見かな 水田正秀 出先まで花見弁当とどけられ 上村占魚 売る菓子の乾く花見の裏通り 桂信子 新しきのれんの花見茶屋に入…
御旅路も女神まじれば賑しき 高田蝶衣 ひさびさの旅路草家の干布団 太田鴻村 穂国 やまざとの瀬にそふ旅路秋の雨 飯田蛇笏 雪峡 一夏の旅路の果ぞ鉦叩 中村汀女 花の季に夜半の嵐が吹き散らす アロマ たま味噌に鴨や山家の旅籠汁 三宅嘯山 ふるさとに旅籠住ひや蜆汁 楠目橙黄子 橙圃 四五枚の浴衣を干して旅籠らし 清崎敏郎 種芋や旅籠の急な梯子段 …
つやつやと透くやうなトマト咬むところ 加藤秋邨 ひでりばたけの火のようなトマトのみずみずしさよ 荻原井泉水 もいでもたべても茄子がトマトがなんぼでも 種田山頭火 自画像 落穂集 もぐ蕃茄ぬくみて四方に雲むれぬ 飯田蛇笏 春蘭 アスパラ北より早生トマト南より 鈴木真砂女 夕螢 サンドウイッチにも半島の胡瓜とトマト、お弁当です 荻原井泉水 トマトなほ累々と青し…
大佛の闇の奥より年来る 狹川青史 大佛の雨乾きゆく遅ざくら 青木重行 大佛の雲もついでに煤拂ひ 煤払 正岡子規 蟷螂の大仏殿に飛び込めり 三枝正子 飛鳥仏青き蝗が膝をあるく 加藤秋邨 風花が大仏殿の松に遊ぶ 細見綾子 黄 炎 兵庫運河兵庫大仏鳥曇 大高弘子 泛くごとく大仏おわす花木槿 益田清 八月の大仏殿の暗さかな 長田等 飛鳥大仏機械より…
虫時雨夜汽車煌々野をわたり 堀口星眠 営巣期 昼汽車のひと日の空費菜種梅雨 桂 信子 昼も夜も似寄の汽車弁冬の旅 北野民夫 着ぶくれて列車に辞儀をいたしけり 岩田由美 着ぶくれて汽車の切符が後生大事 遠藤梧逸 着く汽車に犬は涼しき貌を立て 辻田克巳 遅々として阿蘇へ行く汽車春の雨 近藤浩一路 柿腸 遅れつつ汽車が着くなり麦の秋 上村占魚 球磨 池…