「茶」の日記一覧

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自然釉の魅力

自然釉備前茶碗 手ひねり自然釉の茶碗 窯の中で舞い落ちた薪の灰が一週間の時間差の中で 降り積もり、自然釉となり深い景色を作り出します。 見込みには数センチ舞い落ちた灰が熔け、土に含まれる 鉄分やスズなどが結晶し自然の油滴天目となります。 焼締めのものは、使い込むほどに滑らかになり 色合いも深みを増していきます。 釉薬の原点がここにあります。

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焼締めの土瓶二種

越前、焼締自然釉の土瓶二種。 輪積み成形、穴窯8日間焼成 焼締めはお茶の味が違います。

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健康茶

菊芋(1枚目の写真) やはりキク科の植物です。 菊芋は初チャレンジなのです。 イモの形状は異なりますが、葉は同じように菊芋茶にできます。 とりあえず今年は試食用と種芋の確保ですわ。 ヤーコン(2枚目3枚目) キク科の植物です。 芋はサツマイモに良く似ています。 しかし、食感も栄養価もまるっきり違う物です。 今年もたくさん植えてしまった。 芋だけで無く、葉を採って干してお茶にでき…

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自然釉信楽茶碗

信楽自然釉茶碗(窯で楢薪の灰が降りかかり熔けたもの) 自然釉は白磁青磁などの釉薬の基点となる焼物です。 焼締めは、カルキ臭を消すと共に飲み物の味を まろやかにする特徴を持ちます。 穴窯約一週間焼成、輪積み成形。

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木の茶杓

木枝茶勺を作って見ました。欅・檀香梅・桜など・・・ 時に、ひねた木で作ると棗の上でよろけます・・・ 左の茶杓は、知り合いの田中旭祥氏作。二本組の分はシミ竹を二つに割ったもので、二人静の銘で名前に惚れました。 田中さんは素晴らしい仕事をされる方で以前に戴いた茶籠の写真を載せます。裏生地の古布がシックで楽しい気分になります。

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陶灯り

灯り載せさせていただきます。 それぞれ越前自然釉焼締です。

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お茶の時間

お茶の時間 自然釉備前・自然釉越前半月皿で・・・  越前かぶら花入・自然釉景色補足、越前角花入 ナラ薪二千束での穴窯焼成、古法輪積み成形にて 仕事し、信州に築窯し32年に経ちました。 強い還元炎での焼成が生む自然釉の深みと ロクロでは出せない手作りの仕事の持つ ゆったりした造形でぐい吞みから大壷まで作ります。 焼締陶は、窯焼成での焼物の始まりで 千年前に大陸から技術が伝わったものですが 日本の気…

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自然釉焼締水注二点

水注二点 越前自然釉横手水注と信楽自然釉 焼締めの器は水、お茶がおいしくなります。(カルキ臭は、置くだけで3~4時間でぬけます) 水継ぎの他、酒継ぎ、ワイン等々に・・・

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片口その楽しさ

自然釉片口・・・ 片口は、以前は、樽や甕などから酒や、食品を汲み出す道具として作られてきました。現在は、そんな用途も薄れましたが、愛嬌ある形は、なぜかほほえましく、席での器として色々に使われます。写真の器は径24~25cm 越前自然釉のこと 自然釉は、窯の中で舞い落ちた薪の灰の成分の石英ガラスが 高温で熔けガラス化したものですが、土に含まれる鉄分等の金属と融合し黄、緑、グレーと発色し厚くかかると…

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お茶の時間

お茶の時間 手鉢、茶碗は自然釉越前焼締陶 とり箸は、山の枝で・・・

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備前茶碗

自然釉備前茶碗・・・ 穴窯焼成の器は、窯の温度酸素の多い少ないかで、生地の色、自然釉の色がまるで別色に変化します。 ここに載せた茶碗は、私の窯の備前土ですが写真Aは、生地が紫蘇色で若干酸化焼成。B、Cは、還元気味の時の仕上がりです。もっと還元を強くすると珠洲焼のように生地はグレー系に(珠洲はもう少し低い温度ですが)又、一般的な融通窯の備前は、Aより酸化で焼かれています。そして、より酸化で焼くと火…

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織部の鉢

お茶の時間 織部角鉢(径25cm)と越前茶碗(自作) 織部の鉢は二十数年前に多治見の穴窯焼成の作家物です。 よく、薪窯とガス、電気窯などとの比較を尋ねられますが、焼成時間が長いと釉薬と胎土との融合により釉薬の隙間に水や油がもぐり込まず、貫入には入りますが、長時間使用で色合いの変化に相違が出ます。じっくり焼いたものほど、美しくよごれます。薪窯でも穴窯、登り窯と時間だけでなく炎の変化の違いは、窯全体…

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花灯り

花灯りと自然釉越前オハグロ壷 花台付燭台です。・・・ 私の本業は焼物ですが、関連して作ります。写真の花入は、お歯黒壷で、古くから歯を黒く染める習慣の中で用いられました。お歯黒液は鉄と植物のヌルデなどを用いて作られますが、江戸期には既婚の女性の必需品となります。出産と共にカルシュウム不足からくる虫歯、歯周病の口臭予防を兼ねており実用性のある化粧品です。これを入れる壷は、各窯業地で昔から作られていま…

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自然釉耳付花入二点

花入れ二点 自然釉信楽耳付・自然釉越前耳付 私は、ロクロの硬い造形やロクロ目が好きでないので ぐい飲み、湯のみ、壷、花入れなどの作りは、へらと手で 作る、古法輪積み捻子立てで作ります。