鮓なるゝ頃不参の返事二三通 前田普羅 蜩や使またせて書く返事 星野立子 避暑地の昼に二階より返事する アロマ 缺席の返事邯鄲を聞く会へ 田川飛旅子 グラジオラス生けつつ生返事 アロマ その昔風の便りに聞きし事 アロマ 頼りが無いのは無事の証拠とも アロマ 筍ふみ折つて返事してゐる 尾崎放哉 京都時代 梟に何と返事をしたものか 辰巳あした 斷腸…
吊玉葱芽吹く三寒四温かな 山田みづえ 木語 軒先に玉葱吊って薄茶色 アロマ 島いつぱい木の芽満ち中にふと玉葱 加藤秋邨 強し青年干潟に玉葱腐る日も 金子兜太 我或は玉葱畑に手をかざし 高野素十 春の小火吊玉葱にいまうつる 平畑静塔 月面を逝(す)ぎて来たれり酢玉葱 永田耕衣 朝焼の玉葱どさと置いて去る 佐藤鬼房 火の中にゐる高齢…
今日、都心の日中は、最高、5℃。 通行人は、服装に戸惑いながら、氷雨を伴う真冬の寒さに震えあがった。 ところが、今夜、日付が変わる頃は、14℃に上昇、明日は、最高で16℃に達する予報。房総館山では18℃に。 冷たい雨雲の下に南方から暖気が入りこんでくる、という気象解析。 三寒四温とはいえ、少ない例だそうだ。 体調の管理に気をつけたい。一般的には、春バテ、具体的には、花粉症に似た症状、自律…