「春の雷」の日記一覧

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春の雷轟き止まぬ夜更けかな

 みちのくの白き花さく春祭  高橋銀次  伯父叔母は村名で呼ばれ春祭 松岡和子  雨音と連れ立ちて来る春の雷 亀卦川菊枝  春の雷やがて木の葉を叩く雨 藤井美晴  舟島の流れが止まる春の雷   吉村摂護  シェーカーの終の一振り春の雷  菊地光子  春の雷轟き止まぬ夜更けかな  アロマ  春の雷あつけらかんと去りゆきぬ 高濱朋子  春の雨連れ来し如く上京す  稲畑汀子  …

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春日傘カットワークのクリーム地

 浜の名が好きで来し海春日傘  藤田信子  母となり出づる病院春日傘  溝上青甕  はなびらのごときをたたみ春日傘  片山由美子  南国の旅へ用意の春日傘  稲畑汀子  春日傘たたむ小さき眩暈かな  岡本眸  春日傘カットワークのクリーム地  アロマ  春日傘たゝみしよりの貴船道  井上兎径子  お彼岸や末寺の尼ぜ本山へ  星野立子  こゝにきて 彼岸の入日 額にうける  吉…

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『 愛ひとつ命に返せ春の雷 』瘋癲老仁妄句zqw0302

★ ゚゚・。・゚♥゚・。・゚ ❤ 瘋癲老仁妄句 ❤ ゚・。・゚♥゚・。・゚゚ ★ ❤ 瘋癲老仁妄句zqw0302 ――♪♥♪―――――――――――――♪♥♪――      愛ひとつ命に返せ春の雷 ――♪♥♪―――――――――――――♪♥♪――  虚実相半ばして、  愛の谷間を彷徨ってきたように感じます。  けれど、もう、確かな道を、  確かな歩みで、  歩き出さなけ…

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寝床で本を読みつつ春の雷

  夜には冷え込んできた  黄昏の灯の浅葱に味噌そえて  舟木令風  あさつきを小鯛にまぶす若狭かな  石原八束  けふ秋や朝浴暮浴山浅葱  松根東洋城  庭に出て浅葱を引く薄月夜  島田とし子  胡葱や野川するどく街中へ  皆川盤水  胡葱をくるむ新聞とんがれる  山尾玉藻   胡葱を朝市に買ふ飛騨の町  石原八束  夏場は胡葱刻み素麺に  アロマ  灯の映るものに胡葱…

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鶯の初音稚拙に春の雨

    「アロマ」の句  鶯の初音稚拙に春の雨  フェリーに車で乗船白波立てて   沿道の丈高い辛夷の白い花   空中に花粉飛ぶを意識して  燕飛ぶを見し日ラジオにても言う  連翹の黄の花眩し春の午後  沈丁花薬の様なる匂い   山陰の駅ホームに蒲公英咲いて  玉簾点るが如き白い花  坂道に金雀枝の黄の鮮やかに    「長谷川かな女」の句  羽子板の重きが嬉し突かで…

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『 春の雷椿の蕊に呑まれけり 』物真似575春zrx0905

★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 物真似575春 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★ ★ 物真似575春zrx0905 ――♪♪♪♪―――――――――――――♪♪♪♪――       春の雷椿の蕊に呑まれけり ――♪♪♪♪―――――――――――――♪♪♪♪―― 1  春雷や呼び醒まされる旅心 2  海人の古からの春の海 3  ふと湧きし城趾の坂の春の雷 4  …