「夢乃家日和」の日記一覧

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DAYDREAM

唐突に目が覚めた 『ん? ここは・・・?』 半分もうろうとした意識の中 雑多な記憶をかき分けながら 真実を手繰り寄せようともがく私 その一方で ためらう心が真実を隠そうとしていた これを自己防御反応とでも言うのだろうか? そう、知りたくはない真実だってあるのだ 多分・・・今がその時 私の本能がそう伝えている だが私の脳は私の意思とは関係なく ひたすら記憶のタグをめくる 『こ…

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かかって来いやぁー!

ついに? とうとう? 遅れ馳せながら? いやいや、何ならもっと遅れて来ても 誰も文句を言わないんだけどな 少なくとも私はね しかし 私のそんな思いなんぞにはお構いなしに 奴は今年もやって来たのです 奴は嫌われ者のくせに (嫌っているのは私だけ?) 変なところで律儀なんだよね たまにはこっちに来るのを忘れたって良いじゃん? その辺の空気が読めない奴なんだよ だから嫌いさ! …

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眠れない夜に

眠れない夜 さて、どうしましょうか・・・ そう言えば 眠れない時は羊の数を数えたら良いって言いますよね アレって本当なんでしょうか? 何だか、真剣に数えていたら 逆に目が冴えそうな気もしますが 昔から言われているってことは まぁ、それなりに効果もあるんでしょうね と、いうことで 気になると余計に眠れなくなりそうなので 少し調べてみました 色々なサイトで書かれていることを総合すると …

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負けた夜

”負けたくないと意地を張れば張るほど  人は負けに又、一歩近づいていく”   虚空の吟遊詩人 夢乃何チャラ語録より抜粋 「勝ちたい」と思う人 「負けたくない」と思う人 同じようにみえて 実はその差は大きい 「負けたくない」と思う人は その相手に対して負けを意識しているのだ だから「負けたくない」と思ってしまう もちろん 普段の鍛錬は言うまでもないが それだけで勝てるほど勝負…

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神様が降り過ぎた夜の哀れな仔羊のボヤキ

神様が降りて来ない夜 正直、そんな夜はいっぱいある パソコンの画面の中には書きかけの文章 キーボードを打ちながら 何度も書いたり消したりを繰り返す だが 何をどう書いても何処かシックリこない 数千のピースの中から これはとやっと探し当てた ジグソーパズルのワンピースが 結局合わなかった時の 苛立ちにも似た或る種の焦燥感 平日の深夜 しかも翌日は普通に仕事だと思えば 必然的に パソ…

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次女はカナリアの如くに歌う

あのぉ・・・ 言っておきますが このタイトルを読んで 「あぁ〜 また、あのパターンね?」 と思ったあなた ”我が家の次女って***だよな?  うん、かなりや(チャンチャン)” なんてオチじゃないですからね 最初に重ねて言っておきますが(笑) 「歌を忘れたカナリア」 という歌があるくらいですから カナリアって 小鳥の中でもかなりキレイなさえずりなんでしょうね まぁ、今…

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未来日記

今から数年前。 次女が小五だった年の夏休み。 いつもは夏冬問わず休み最終日に ジタバタして焦りまくって 取りあえず(?)終わらせていた宿題の山。 さすがに五年生になって少しは大人になったか? その年の夏休みに入ると次女は堂々と宣言をした。 「私、今回は一週間で宿題を全部終わらせるから!」 ほぉ、それは見ものじゃないか。 とくと見せてもらおうか! ほどなく一週間が過ぎようとしていた。…

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その勝負、勝ったか? 負けたか? 〜Everlasting labyrinth〜

三年ほど前の話 会社の女性スタッフさん(以下「ス」)と話していた時のこと ス 「そう言えばね、コンビニでバイトをしてる友達が    言ってたんだけど・・・」 彼女の話はこうだ  コンビニのバイト募集の張り紙を見て高校生が来た。  彼は高校三年生で四月からは地元の専門学校に通う。  ところが、その日は店長が不在だったので  「今は店長がいなくて面接も出来ないから   履歴書を持って、…

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歯医者卒業記念文集〜歯医者が嫌いな私が選んだ歯にまつわる諺?をショートストーリー風に演じてみた〜

?痛くない歯を探られる(痛くない腹を探られる)  治療イスに座った私を押し倒し  私の自由を奪った後で  歯医者は上の奥歯から順番に  時折り歯をコンコン叩き  或いは歯茎の間に針のようなモノを刺し  歯と歯茎の状態を調べている。  「痛かったら言ってくださいね」  『全部痛いわ!』とは言えず   涙目で頷く従順な男、それが私。  やがて、下の奥歯まで終わると  歯医者はおもむろに言った…

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七夕余話

七月七日は本州方面等 一般的には七夕なのですが 北海道の場合は函館方面の一部を除いて 一ヶ月遅れで八月七日に七夕をします。 あれは確か 次女が小学二年生くらいの時だったと思います。 こんな話をしたのを思い出しました。 七月七日の夜 テレビで七夕の話題を観ていた時 次女が言いました。 娘「今日って七夕なんだよね〜?   ねぇ、短冊書きたい!」 私「七夕は七夕なんだけど   今日じ…

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しりとり

子供が小さい頃って 長距離ドライブしている時とか よく<しりとり>をしませんでしたか? 我が家も以前は 長距離ドライブをしていた時は 必ずといってよいほど<しりとり>をしていました。 「ねぇ、おとうさん。しりとりしよう」 「えー? おとうさんは運転中ーでーっす」 「いいじゃん、ヒマ!」 「お父さんはヒマじゃないんですけどぉー」 「だって、タバコを吸ってるじゃん」 「あのなぁー …

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敵もさるもの?

ここ三ヶ月ほど 隔週くらいで土曜日の午前中に歯医者に通っています。 何度も書いていますが 私は歯医者は大っ嫌いです! あの歯を削る機械の「チュイーン」という音。 焦げた歯の匂い。 考えただけで縮こまります。 私は歯医者さんはすべからくドSだと信じて疑っていません。 「痛くないですか?痛かったら言って下さいね」 いやいや言えませんって。 「ちょっと痛いですよぉ〜ガマンして下さいね…

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非生産的行為

いつもやる度に 『これは何て、非生産的行為なんだ!』 と思う物がある。 一つは冬の雪かきである。 家を建てて十八年になるが 北国北海道に住んでいて 真冬でも屋根の雪下ろしはした事がない。 それで家が潰れた事もない。 もっとも 三角屋根なので雪はすぐに落ちてしまうのだが。 確かに 一度に数十センチも大雪が降れば 人の出入りや 車の出し入れには困ることはあるかも知れないが ここ十勝では…

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もし私がこれをしたら

☆もし私が家でこれをしたら   家族に総スカンをくらうだろうし  もし私が外でこれをしたら   間違いなく変質者扱いされるか  さもなければ   即刻逮捕をされかねないことのいくつか☆ ?犬や猫がやるから許されること ・娘の洗濯カゴに入って眠るオス猫。 ・娘のベッドに潜り込むオス猫。 ・名前を呼ばれても聴こえないフリをする猫。 ・近くにいるメス犬に近づいて  お尻の匂いを嗅ぐオス…

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出来るなら参加をしてみたい秘密の会話?

先日、熱を出した頃から 左下の奥歯が浮き、歯茎が腫れだしていた。 熱のせいだろうとタカをくくっていたのですが 熱が下がってもいっこうに良くならず。 「まぁ、数日ガマンをしたら  またすぐに治まるさ」 と、何としてでも 歯科医院に行く口実を作りたくなかった私。 実は私・・・ 歯科医院が大嫌いなんです。 <チュイーン> あの歯を削る時の音。 回転摩擦で歯の焦げる匂い。 「あっ」 …

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深夜

家人も寝静まった深夜 天井からぶら下げたペンダントライトが 私の座るダイニングテーブルを照らしている そのオレンジ色の白熱灯の下で 私の叩くパソコンのキーの音だけが 遠慮がちに夜の静寂を破っている ふとキーを叩くのを止める 聴こえる音は何も無い ・・・・・・・・ まさに シーン・・・や シーンや・・・しーんや・・・深夜だけ…

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今更、じぇじぇじぇ

時間は数か月ほど遡ります 某国営放送局の 朝の連ドラ『あまちゃん』が 世間で話題になり始めた頃の事です 私はドラマを観ていませんでしたので それがどんな内容なのか知りませんでした そんな或る日の事、娘との会話 「お父さん、  最近『あまちゃん』って話題なんだってね」 「甘ちゃんはお前だべ?」 「違うって、ドラマの話」 「ドラマ?」 「そう、朝の連ドラなんだって」 「連ドラになる…

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ネタ

とある某家の夕食後の団欒のひと時 三人掛けのソファの右と左で体育座りをしながら 長女は携帯を、次女はゲームをやっていた 私はと言うと テレビの前でゴロリと横になっていた そこへ次女 「最近テレビも特番ばかりでつまんないね」 「あれっ?  お前、ゲームをやってたんじゃないのか?」 「なんか飽きた。  ねぇ、お父さん。何か面白い話は無い?」 「ん〜 そうだなぁ」 「あっ  『頭も胴体…

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悲しくて嬉しい日  〜2013〜

8月25日 享年 数えの五十九歳でこの世を去った母の命日です そして、その二年後 三回忌の命日の丁度その日に長女が生まれ その娘は昨日二十歳の誕生日を迎えました それ以来 私にとってこの日は 悲しい日でも有り そして嬉しい日でも有ります いつかのブログにも書いた通り 私は娘が 母の生まれ変わりだとは思った事はありません ただ、RH−で生まれてきた娘ですが ”何か有ればきっと母…

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当社比

夕食後の団欒の時間。 私は ケラケラ笑いながらテレビを観ていた次女に訊いた。 「そう言えば、この前のテストはどうだったんだ?」 「どうだったと思う?」 質問に質問で返す次女。 こう言う場合は得てして結果に自信がある時だ。 「じゃ、訊くの止めようかな」 意地悪く私は言った。 「じゃ、言うの止〜めた!」 「良いよ、訊かないから」 「でも、本当は知りたいんでしょ?」 「本当は言い…