良いことをすれば良いことがある?
童話になるが夫婦の機微について良い内容だった。 特に最期の結末には年甲斐も無くうれしくなってね。 夜半酒屋の男の家に突然とても大きな人が訪ねて来た。 店主はその人を家に入れ丁稚に失礼の無いように伝えた。 その人は部屋に入ると酒甕に目をやって話しだした。 「その酒を飲ませてくれないか?」 店主は請われるままにお酒を出しさらに次々に飲ませた。 とうとう甕が空になった所で礼を言って…
童話になるが夫婦の機微について良い内容だった。 特に最期の結末には年甲斐も無くうれしくなってね。 夜半酒屋の男の家に突然とても大きな人が訪ねて来た。 店主はその人を家に入れ丁稚に失礼の無いように伝えた。 その人は部屋に入ると酒甕に目をやって話しだした。 「その酒を飲ませてくれないか?」 店主は請われるままにお酒を出しさらに次々に飲ませた。 とうとう甕が空になった所で礼を言って…
著者は眼科医で、国内だけなく国際的な権威ある賞も受賞したことがあり、大学の副学長まで務めた。現役時代は常に多忙で、家事の一切は奥様に任せ仕事に邁進したタイプだ。奥様も眼科医で、共に再婚で結婚生活は16年半だった。著者は40代後半で離婚、子どもたちは前妻が引き取った。離婚の理由は書かれていないが、仕事一筋が理由だったのではないかと推察される。奥様の前夫は病死。奥様の子ども達はすでに独立しており、…