オペラは、手間暇がかかる総合芸術といわれていることを、身をもって体験した、モーツアルトオペラ「コシ・ファン・トゥッテイー」公演が終了した。合唱に携わっただけでもこれほどの重圧感を得たのだから、ソリストのストレスは如何ほどのものか想像もつかない。 ４月の日曜日はすべてオペラに費えた。演出の大島先生の情熱は燃え上がり、演出助手の女性は汗を拭う閑もなく走り回っていた。合唱団のメンバーの大部分は、私と…

昨夜、久しぶりにモーツアルトの「オペラ名アリア集」をボウモアを楽しみながら聞いておりました。 「フィガロの結婚」、「ドン・ジョバンニ」、「コシファン トウッテ」、「魔笛」。の中の有名なアリア集です。 私は時間を忘れひたすら聞き入っておりました。 ボウモアが私の体をリラックスさせ、最高の気分でした。 ハプニングはそれから起きました。たまたま最後の曲が 「夜の女王のアリア」だったのです。 クラ…

前にも年末にこの合唱団の歌を聞いて感動したことがあるが、昨年は他の市のホールでの開催だったので行けなかったのが、 今年は当市のホールでの開催で、入場券もいただいたので聞きに行った。 今回は若干趣向が変わっており、第一部で歌劇曲を4曲歌い、第二部で第九を歌う筋立てとなっていたが、 第二部に入る前に、第九のさわりの部分を、原歌詞に並べてカタカナの歌詞をつけてある1枚の楽譜を見ながら、聴衆だけで…

モーツアルトのピアノ協奏曲25番は、最後から3番目の曲。 しかも、14番から連続して書かれた最後の曲。 （残りの2曲は散発） 其の所為かどうかは分りませんが、判断に迷う曲ですね。 先ず、「レオン・フライシャー」のピアノと「ジョージ・セル」で聴きます。 曲なのか演奏なのか、イマイチ感動が有りません。 次に、「ヴェルサラーゼ」と「コンドラシン」の演奏を聴きます。 オケはモスクワフィルで、19…

　曇り。気温は上がらず。12時は9℃。2時には11℃。 　昨夜はNHKEテレ「らららクラシック」でジャズピアニスト小曾根真がモーツアルトの魅力を語るというので、見てみた。自分はモーツアルトの魅力が分からないので、先日のペトリのコンサートもなんとなく欲求不満だった。あらゆる快楽を求めたいという快楽主義者を目指しているのに、皆がいいというものを楽しめないというのは、自分自身に納得が行かないのだ。 …