2018年06月29日(金)20:15 会員以外にも公開 塙 幸次郎 山の生活 明日土曜日SBCラジオ武田徹さんのつれづれ散歩道、喫茶室へ出演・・・ 今回も山の生活ということでのお話ですが、私の生業の焼物と関連して魯山人の自然から学べという話を交え、お話できればと思います。 魯山人ー「自然美を身に着けるには山も川も別に金はかからぬわけだ、山を眺め水を賞(しょう)し(ほめる)花を愛すればよいのである。私は以上の如き意味で※坐辺に師友を若干持っているが、富豪の家に飾るものはかけ…
2018年05月25日(金)21:05 会員以外にも公開 塙 幸次郎 6月山のギャラリー展 緑美しい季節となりました。 我が家の山の展です。宜しくお願い致します。 濫觴庵(らんしょうあん)ギャラリー6月の展 「自然釉焼締の角壷・角鉢・角皿」展 6/1~30 11時~17時 楢薪二千束を用い一週間、穴窯にて焼成による 自然釉の(窯の中で舞い落ちた灰が熔けたもの) 景色が自然の絵付けとなります。角花、鉢、皿 約50点展示いたします。北アルプスの景色の美しい 陶房ギャラリーでお茶をどうぞ・・…
2018年05月19日(土)23:10 会員以外にも公開 塙 幸次郎 アカシアの季節 信州では、アカシア(ニセアカシア)の花が満開となりました。 花は天ぷらにして戴きます。 ほんのり甘く、季節の香り・・・ 器は、戸隠ザル・越前自然釉皿・吹ガラス他
2018年04月08日(日)23:23 会員以外にも公開 塙 幸次郎 お茶の時間 お茶の時間 自然釉備前・自然釉越前半月皿で・・・ 越前かぶら花入・自然釉景色補足、越前角花入 ナラ薪二千束での穴窯焼成、古法輪積み成形にて 仕事し、信州に築窯し32年に経ちました。 強い還元炎での焼成が生む自然釉の深みと ロクロでは出せない手作りの仕事の持つ ゆったりした造形でぐい吞みから大壷まで作ります。 焼締陶は、窯焼成での焼物の始まりで 千年前に大陸から技術が伝わったものですが 日本の気…
2018年04月04日(水)02:12 会員以外にも公開 塙 幸次郎 春の食卓 来客で・・・山のおもてなし。 ようやく春の草芽が色々と・・・ 庭で取れる春の幸をテーブルで揚げながらいただきます。いつものように焼締め中心です。(フキのとう・浅葱・ニワトコ・キクイモ・わさび葉・蓬)春素材の木器は、松本の作家。織部取り皿は、多治見の窯で織部も色々ありますが、割合、派手な色でなく我が家では良く使います。
2018年03月15日(木)01:12 会員以外にも公開 塙 幸次郎 自然釉信楽茶碗 自然釉信楽茶碗 ナラ薪を燃やしての約八日間穴窯焼成です。和積み成形。 窯の中で舞い落ちたナラの灰は、きれいな石英ガラスを含み(5%程)、若干の鉄分を含む松薪よりクリアーな自然釉となります。熔けた灰は、青磁や白磁の自然の釉薬の原点です。使い込みますと、特に緋色の赤がくっきり華やかに変化し、自然釉は色に深みを増します。3番目は自然釉壷
2018年03月13日(火)00:09 会員以外にも公開 塙 幸次郎 備前茶碗 自然釉備前茶碗・・・ 穴窯焼成の器は、窯の温度酸素の多い少ないかで、生地の色、自然釉の色がまるで別色に変化します。 ここに載せた茶碗は、私の窯の備前土ですが写真Aは、生地が紫蘇色で若干酸化焼成。B、Cは、還元気味の時の仕上がりです。もっと還元を強くすると珠洲焼のように生地はグレー系に(珠洲はもう少し低い温度ですが)又、一般的な融通窯の備前は、Aより酸化で焼かれています。そして、より酸化で焼くと火…
2018年03月12日(月)12:39 会員以外にも公開 塙 幸次郎 織部の鉢 お茶の時間 織部角鉢(径25cm)と越前茶碗(自作) 織部の鉢は二十数年前に多治見の穴窯焼成の作家物です。 よく、薪窯とガス、電気窯などとの比較を尋ねられますが、焼成時間が長いと釉薬と胎土との融合により釉薬の隙間に水や油がもぐり込まず、貫入には入りますが、長時間使用で色合いの変化に相違が出ます。じっくり焼いたものほど、美しくよごれます。薪窯でも穴窯、登り窯と時間だけでなく炎の変化の違いは、窯全体…
2018年02月19日(月)01:01 会員以外にも公開 塙 幸次郎 掛け花いれと垂撥展 らんしょうあん3月の展 塙(ばん)幸次郎作 「自然釉掛花入れと垂撥」展 穴窯焼成の越前・信楽掛け花入れと竹、古木の 垂撥と花結界を展示販売いたします。 長野市信州新町弘崎944 026-262-3475 お電話下さい。 2018 3/1~3/31 10時~17時 会場 神王窯ギャラリー濫觴庵(らんしょうあん)
2018年02月08日(木)01:10 会員以外にも公開 塙 幸次郎 自然釉の魅力 穴窯焼成による自然釉の魅力 ー 塙 幸次郎 越前自然釉中壷 ー高さ40cm 数百年から千年の歴史をもつ六古窯(備前・越前・信楽・常滑・丹波・瀬戸)では、須恵器から鎌倉にかけて山の斜面を掘りぬいた穴窯で、釉薬を用いず長時間焼き締める、焼締陶が焼かれてきました。現代でも穴窯焼成の窯でさまざまな焼物が焼かれています。 室町期に生まれた茶陶の美意識の中で用だけでない美の意識が発達し、ただ焼くだけから美的…
2017年11月29日(水)22:59 会員以外にも公開 塙 幸次郎 ティータイム 今日は、お茶の時間にお客様。 花豆と煮りんごに笹茶で・・・ 草野 啓利さんの吹きガラス 塙 幸次郎の自然釉信楽と越前 美男かずらの実を添えて・・・