「湊かなえ」の日記一覧

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湊かなえ著   「望郷」

最近、年金が下がったり税金が上がったり、そんなことどうでもいい。心が豊かになれば。所詮人生は夢舞台、演じて見せようぞ。読んでみて、この手が流行作家の作品なのかと納得。 湊かなえ著   「望郷」 みかんの花 読み出したら、なかなかしんどい短編集、僕には出だしの“みかんの花”は「ああ、なるほど、この作家の人気があるわけが分かった」と思った。駆け落ちした高校生が25年後に帰ってくるストリーならまあ、…

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「湊かなえの『落日』」

炬燵に寝っ転がり本を広げる。炬燵の下に敷く厚手のカバーも買ったばかりで滑りがいい。 書かれている世界はなかなか現実では出会えないような人間の内側、それも出来れば見たくない裏側だ。 意地の悪い残酷なものは苦手だが、この本は湊かなえだ。帯には『令和最高の衝撃&感動のミステリー長編』とも。ミステリーなのに感動?冒頭に「あれが虐待だったとは、今でも思っていない」とあり、引きずり込まれた。…

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湊かなえの「告白」を読む

彼女の作品は、今回初めて読みました。 第1章「聖職者」が2008年度の小説推理新人賞を受賞されています。 読みだしたら。止まらないくらいの展開が繰り広げられます。 それぞれの視点で物語はすすんでゆきます。 素晴らしい作品だと感じたので、彼女の別の作品も 読んでみたくなりました。

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母性 湊かなえ

先週の土曜日にコミュのイベで、上野韻松亭のお食事と トーハクのイベントでしたが、楽しみにしていたトーハクは事前予約が出来なくて 食事の後は皆さんと離れて、一人映画を観に行きました。 湊かなえか?期待せずに、前回観たダウントン・アビー同様に寝落ちかなと思っていました。 告白は今一でしたが、「母性」は中々面白かったです、 此れから観る人もいると思うので、あまり内容には触れませんが・・合間合…

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湊かなえ著『リバース』読了

恋人あてに自分が人殺しであるという怪文を送り付けられた主人公が、結果として親友を死に至らしめてしまった大学生時代の卒業旅行での出来事を振り返ってみるというミステリー。 コーヒーだけが趣味のような少しオタクっぽい彼が、不釣り合いと思えるような美人の彼女と知り合ったのは、彼の珈琲好きをさらに深めることになる自家焙煎の専門店だった(このあたりの話、珈琲好きの方は楽しめるかも)。 彼にとってかけが…

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山猫珈琲 湊かなえ

今日は休み、午前中は用事があり午後からまたもや八重山って思っていたのだけど、曇り空で寒い~~~。 コーヒー飲みながら、先日図書館で借りた本読もう! 3週間で5冊借りれる県図書が、今コロナなので、10冊まで 貸出OKです。日曜日に借りた本が10冊・・・。 その本の中の一冊が、山猫珈琲 コーヒーが好きだから 題名で選んだのと、エッセイは時間がある時に読めるから 湊かなえさんの本は、「山女日記」を…

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ベランダを繋ぐ握手

 湊かなえの「落日」を読了した。著者は「イヤミスの女王」と呼ばれるミステリー作家で、デビュー作の「告白」で、2009年第6回本屋大賞を受賞している。本書は、世界的な評価を受けている新進気鋭の映画監督長谷部香から新作についての相談を受け、15年前に彼女の故郷で起こった「笹塚町一家殺害事件」について調べることになった、見習い脚本家の甲斐千尋の行動を描いたミステリーである。なお、本書では、香が過去を回…

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久々の読後感想

落日   湊かなえ 今回の直木賞候補になったとか。 オイラ、初めての作家さんの小説は、最近読まなくなっていた。まして、名前の通ってる人は避けていた。 ただ数か月前になんとなく、ただ何となく手に取って数ページ読んだ。 貧乏なのに、その時は何故か財布に余裕が有った(笑) 読みかけの本が、年前に読み終わったので、購入してから2か月位経っていたのだろう。 何とも読みづらいと言うか変な感触の小説…

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未来の自分からの手紙

 湊かなえの「未来」を読了した。著者は「イヤミスの女王」と呼ばれるミステリー作家で、デビュー作の「告白」で、2009年第6回本屋大賞を受賞している。本書は、10歳の少女達にある日突然届いた20年後の自分からの手紙に始まるミステリーである。本書は、主人公である佐伯章子の日記と、彼女の親友の亜里沙、彼女の小学校時代の担任教師の篠宮真唯子、および彼女の父親の良太のエピソードで構成される。  愛する父親…