体験は人それぞれなので、 どう語ってもいいんだなと思うようになった。 これまでは なにかセオリーのようなものがあって、 それから外れたことをいうのは 憚れるような心持でいたのだが、 その縛りが取れた。 これからは、体験から得た見識を 自由に語ろうということで、書くことにした。 前置きが長くなったが、 表題に書いたように、 ''今ここ''に意識を向けるときに、…
ベトナムのフエの寺院で歩く瞑想をしています。バックミュージックは私が作曲した「歩く」という曲です。マインドフルネスに興味のある方、ご覧ください。 https://www.youtube.com/watch?v=3-csODAAKLE&t=35s
マインドフルネスは、ジョン・カバット・ジンがアメリカのマサチューセッツ大学医学部でマインドフルネス低減法を創始したということが異なる著者から何回も語られる。もともとは仏教の瞑想法から宗教色を除いたことで、ストレス低減法として世界的に広がり、集中力アップの手法として企業でも盛んに取り入れられているという。その瞑想法の中心的な要素が自分の呼吸に意識を集中することで、自分の心と向き合うことができるの…
死後の恐怖、身体の痛みからくる将来の不安、 老後の不安… ここ最近、 たくさんの不安に心が占領されて 浮ついていたことに気づいた。 私にそれを気づかせてくれたのが、 ティグ・ナット・ハン氏だ。 毎日何かしらの仏教書を読んでいるが、 きのう手に取ったのはハン氏の本。 初めの1,2ページを読んですぐに、私は マインドフルネスのこころを取り戻した。 じつのところ 他力と自力の意味を誤解して捉…
他力になったので、自力はもういいや、と ハン氏の本に匙を投げてしまったのだが、 浄土真宗の妙好人伝を並行して読むうち、 ハン氏の説明と浄土真宗の域が結び付いた。 以前同胞の友人から、 禅と浄土真宗は同じところに行き着く との解説を頂いていたのだが、 (マインドフルネスは禅と似ている) 自分で確かめるということをしないまま 来てしまっていた。 今回の件でようやくそれが実感できた。 ハン氏はマイ…
先週サイエンスzero再で宗教性の無い瞑想や座禅の生活余裕「マインドフルネス」が脳改善する事が判明したと報じる。 マインドフルネスで脳の構造が変わるのだ。 海馬の灰質が5%近く増え、扁桃体が減少するとわかった。2004年米国のラダー教授は脳は使うことにより変わり、遺伝子の活動まで変わる。扁桃体RLPK2が減り、慢性化疾病遺伝子や老化遺伝子が減るの発見した。 早稲田人間科学技術院熊野教授は…