「ノスタルジー」の日記一覧

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キンモクセイ

最近散歩をしていると、いたるところでキンモクセイの甘い匂いがする。 我家の庭の片隅にも一本植えてあるけど、3年前くらいに病気にかかって以来、あまり多くの花をつけないようになってしまった。 その代わり、東隣の家の庭には見事なキンモクセイがあって、私の書斎にもその香りがほのかに漂って来る。 私が大学の4年間を過ごした阿佐ヶ谷の学生アパートの敷地内にも大きなキンモクセイがあって、毎年今頃にな…

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悲しみにさよなら

先週末、NHKのBSで「J-POP 黄金のベストアルバム 30M」という番組が放送された。 私は懐かしいJ-POPが聴けるのと、司会をしている廣瀬アナのことを「キュートだなぁ」と昔から評価していることもあって、よくこの番組を観ている。 今回は玉置浩二が出演していて、彼の歌を聴いているうちに昔の思い出がよみがえってきた。 以前この日記でも書いたことがある会社の同期のYからある日の夜8…

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さらば プールの夏

毎年、夏の期間だけ解放される横浜市営の屋外プールの営業が9/4で終了した。 勿論、屋内の温水プールは一年中オープンしているのだが、何故か私は屋外プールで泳ぐのが好きなので、夏しか泳ぎに行かない。 息子が小さい時には、しょっちゅう一家そろってここのプールに出かけていたけれど、現在息子はマラソン一筋になってしまったし、嫁さんは「人前で水着になるのは、風紀紊乱になるので」としり込みをしてい…

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自分の中の「アメリカン・グラフィティ」

最近はどうも「戻り梅雨」のようで、雨に降りこめられて蟄居状態が続いていた。 釣りにも行けず、うんざりした気分でたまたまTVを付けたら、CS放送で「アメリカン・グラフィティ」をやっていた。 この映画はもう何度も観ているのだが、ついついまた観てしまった。 ご存知の方も多いだろうが、この映画は1973年の作品で、あのジョージ・ルーカス監督の出世作。 日本では翌1974年に公開されている。 …

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1978年4月19日(水)

この日は私にとって、懐かしく重要な一日である。 このとき大学4年生。 それまで大学の同級生の友人2とゴムボートで川を下る事を散発的に行っていたが、そのうちの1人が休学して1年間の国費留学生としてインドに行ってしまった。(*) その欠員補充として、大学祭実行委員会の1年後輩をほぼ「羽交い絞め」状態で九州の川内川などに連行していたが、私たち2人の4年生が卒業してしまえばもう活動はジ・エンド…

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4月になれば

プロフィールにも書いているが、還暦を過ぎてから車で日本の海岸線を走ることを始めた。 1回につき2~4泊の旅を何度か重ね、あと3回の旅行で全国の海岸線を走破するまでに至ったが、去年と一昨年はコロナ禍で中断してしまった。 3回目のワクチン接種を終えて、4月になったらそろそろ再開しようと思い、旅程の検討に入った。 今回の行き先は鹿児島空港でレンタカーを借りて、開聞岳~枕崎~野間岬~川内を通って熊本…

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50年前のバレンタインチョコ

もうすぐバレンタインデー。 最近は、嫁さんからの義理チョコしかもらえないけれど、 初めてバレンタインのチョコレートをもらったのはちょうど50年前の1972年。 名古屋の中高一貫の男子校の高校一年生の頃であった。 男子校の卒業者の方ならご理解いただけると思うが、「男子校あるある」で最も普遍的な現象は、「同じ年頃の女性に対して自然な対応ができない」じゃないかと思っている。 思春期の…

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ネコの話(番外青春篇)

大学2年生だった1976年の5月中旬に子猫を拾った。 当時私は親元を離れて東京の大学に通っており、阿佐ヶ谷にある学生アパートで暮らしていた。(注) 私は大学祭の実行委員会に所属していたが、本祭が6月に行われるので毎年ゴールデンウィークを過ぎると一気に忙しくなる。 そんな慌ただしい一日がやっと終わった5/11(火)の19時過ぎに阿佐ヶ谷駅からアパートへ帰る途中で、1匹の子猫が道端で鳴いて…

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銀河鉄道999/ゴダイゴ

マクドナルドのCMに流れる軽快な曲。 これなんだっけ?そう、ゴダイゴの「銀河鉄道999」 心はずむ曲。 よく探してくるものですね。ほんと。 伝えたい気持ちを表す曲を。 CMのために。 あの頃のなんだろ 「明日は希望に満ちていた」感が 溢れてくる。いいね。

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冬ざるる野道を行けば風の出て

   冬ざれのバスの疎らな時刻表  加藤暢一  いのちあるもの皆眠り冬ざるゝ  能美丹詠  冬ざれの通り白っぽく川沿いに  アロマ  一葉忌冬ざれの坂下りけり  安住敦  冬ざるる箱に海苔巻ぎつしりと  辻桃子  冬ざれて伊那路は情の濃かりけり  草間時彦 櫻山  冬ざれて隣家が遠く澄みにけり  山田麗眺子  冬ざれの景色に何故かノスタルジー  アロマ  冬ざれや翡翠を洗ふ…

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「線路の石」の缶詰

昨日の夕刊で北海道の線路の石の缶詰がふるさと納税の返礼品になっているという記事を読んだ。 これは北海道で一番小さい村で、天塩川の中流付近にある「音威子府(おといねっぷ)」村にふるさと納税で寄付をすると送られてくる缶詰で、中には線路の石が1個だけが入っているそうだ。 集まった寄付金は、村内に3つある無人駅の維持費に充てられることになっている。 3つの無人駅はいずれも幹線の宗谷本線にある駅だが、…

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ちょっと前に観た映画「芳華 Yoush」~中国人研究としての一遍

◎「芳華 Yoush」 2017年 ホン・シャオガン(馮小剛) 中国映画 アットエンタテインメント 2019.4.12公開 2019、飯田橋ギンレイホールで視聴 「芳華」は「ほうか」と読みます。 前日記に対比できるかと思い、ご紹介します。 ほぼ同時代の「中国本土」での若者達のお話です。 DVD化されているかどうかはわかりません。 <1970年代の中国を舞台に、激動の時代の波に翻弄されながら…

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深夜放送と初夏の朝

昨日の朝、パックラフトを漕ぐために多摩川に向かう車のなかでラジオを聴いていたら、落合恵子さんがゲストとして出演していた。 落合さんはエッジの利いた人生を歩んでおられる方と思うが、若かりし頃は文化放送のアイドル的なアナウンサーであった。 私が高校生になったころはラジオの深夜放送を聴くのが流行っていた。 当時名古屋の近郊に住んでいたので地元のラジオ局の深夜放送を聴いていたが、そのうち友人が…

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いちご白書をもう一度

昨日、大学の後輩からメールが来て、その文末に追記のような形で大学時代に少し交流のあった2年後輩の女性のKさんが癌で先月亡くなった旨が記されていた。 年齢的には還暦を過ぎたくらいなので、今の時代では早すぎる逝去である。 彼女は大学祭の実行委員会の後輩にあたる。 私の通った学校は当時1~2年生が通う小平のキャンパスとの3~4年生が学ぶ国立のキャンパスに分かれていたので大学祭も2つあり、私たちは小…

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昭和ノスタルジー。

 私のお気に入りさんが、趣味のレース編みの作品を紹介してたのですが、それを見てふと思い出したことがありました。  私がまだ若き睾丸の美少年、違う違う、紅顔の美少年だったころの事。  時は昭和後半の夏、休みに友人の通う大学を仲間と一緒に尋ねた事があった。  その頃のファッションはと言うと男はロングベストや幅広パンタロン、女性はシースルーとミニが主流だった。  バスで友人の大学まで行ったのですが、…

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上手に老いの美学とメロディを・・・

今のクルマには無い、大切なものが有った遠い日のクルマたちです。 イタリアの跳ね馬などよりも、こんな北の地のノスタルジーが好きだったようです。 一枚目は、英国車の運転席ですが、今撮っても美しい絵になるようです。 写真の2、3枚目すでに同世代の半世紀をとっくに過ぎた、ポルシェ356Aですが、ビートルのエンジン音に似た空冷の水平対向のエンジン音です。 まだ、1500ccの小さなエンジンの頃で…

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円楽の プレイボーイ講座12章

大好きなCKB(クレージーケンバンド)の 歌に出てくる 「円楽のプレイボーイ講座12章」のCDが手に入った。 松岡きっこのお色気満点なジャケットからしてただものではない感じがムンムン 早速聴いてみた。洒落てる洒落てる洒落てる!CDは横山剣の解説の入った昭和76年(いいね!)版だが、オリジナルは1969年発売。選曲もアレンジも円楽の語りも内容も。みんな大人っぽくて洒落てる!  こんな感じの曲や…

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ギャンブルあるある

競馬も競輪も競艇もオートレースも、無観客でネット販売が主流になり、当日直前の肌ツヤに関係なく買っていますね。まぁ、見てもわからないけど😥 コテンパンに負けて、駅までトボトボ歩く通称『オケラ街道』で、緊急時の予備費又は帰りの買い物代で煮込みと🍺ビールでタラレバの座談会。「あの馬が逃げるなんて」「あそこでひとまくりするから、先行馬が全滅」「出遅れなければ・落馬しなかったら」…。 あげ句の果てに、「あ…