「銀河鉄道の父」の日記一覧

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この2か月劇場で見た映画11本の超短評

この2か月劇場で見た映画は11本。うち7本が推奨作品。今年の累計39本。コロナが明けてもそう混んでいない劇場;イベント用に貸出しのPRも出現! 「怪物」は残念ながら推奨できない。鑑賞後疑問がかなり残る。そこが狙いだと云われればそれまでだけどw 「銀河鉄道の父」でトシを演じた森七菜は、役所広司のアドバイスで役者の真髄を掴んだとか。次が楽しみ。 「水は海に向かって流れる」で等身大の高校生を…

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【映画】「大名倒産」「銀河鉄道の父」

 24日(土)は映画を2本観てきました。今日はこれを簡単に紹介しておきましょう。 (1)大名倒産   2023年、浅田次郎の同名の小説を前田哲監督が映画化。小四郎(神木隆之介)は越後壬生山藩の鮭役人間垣作兵衛(小日向文世)の子であったが、ある日、実の父は壬生山藩主、松平一狐斎(佐藤浩市)であることを告げられ、城へ連れて行かれ、さらに一狐斎は隠退し、小四郎が新藩主にされてしまう。小四郎は四…

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「『銀河鉄道の父』は私達のための映画です」

期待するな、原作を読んでからの映画がいい訳がない。 そもそも私は文庫本『銀河鉄道の父』を選んだ段階から疚しさ満載てんこ盛りだった。菅田将暉と役所広司が帯にいた。 菅田将暉は役者としてより歌だ。『間違い探し』を車の中で聞いた時、引きずり込まれた。間違った道を歩んでいなかったら出会えなかった。若いのに言うよねえ、尤も作ったのは米津玄師。 映画だろうが山だろうが何だって行った人見た人…

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銀河鉄道の父

観たい映画が見つからない昨今。 今日は「銀河鉄道の父」を観ようと映画館へ♪ 物語もですが、何より役所広司さんが圧巻! 久しぶりに役者魂を感じて震えました〜 賢治役の菅田将暉も熱演していましたが、役所さんに比べたら失礼ですね( ̄^ ̄)ゞ 父役は他には居ないと思わせてくれます。 物語は宮沢賢治が生まれて生涯を終えるまでの葛藤とそれを見守る父母や兄妹の話しですが 賢治に振り回される父…

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2023/5/7 映画鑑賞 滋賀県

 今日は一日中雨予報。 午前中はラグビーJAPANトップリーグのD1とD2の入替戦の撮り置きビデオを見ました。 さて、午後からどうするか?で思い出したのが「銀河鉄道の父」でした。14:55上映に狙いを定めてオンライン予約し、いつものセンター中段を確保! ゴールデンウィークの人手は半端なく、子供映画には入場で行列ができていました。普段は平日に来るのでガラガラですが、こんな状態もあるのかと…

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【映画】銀河鉄道の父

【映画】銀河鉄道の父  宮沢賢治は有名な人物であるし、彼の残した作品の事も知っている。  しかし、知っているような気がしているだけで、ちゃんと最初から最後まで読んだ物語は、「風の又三郎」くらいかもしれない。  「銀河鉄道の夜」の内容は、なんとなく知っているのだが、まだ原作を読んだ事はないし、「春と修羅」や「雨ニモマケズ」も、ほんの一部を知っているだけだ。  この映画は、宮沢賢…

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永訣の朝

 門井慶喜の「銀河鉄道の父」を読了した。著者は直木賞作家で、推理小説作家、歴史小説家である。本書は、生涯夢を追い続けた宮沢賢治の生涯を、彼を支えた父親政次郎の視点から描いた作品であり、2018年第158回直木賞受賞受賞作である。  岩手県花巻で、先代の喜助の時代から質屋を営む宮沢家の当主である政次郎は、尋常学校の成績はトップクラスだったが、喜助の「質屋に学問はいらね」という信念のため、進学せずに…

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「銀河鉄道の父」は前作をはるかに超えている

 右大臀筋は徐々に回復、明日で大丈夫だとは思うけど、一応明日までアウトドアは休み。11日はまた、三室山に登り、帰りは日向和田の「幸稔」に入ってみる予定で楽しみだ。  さて、今日は門井慶喜の「銀河鉄道の父」の感想。家人が直木賞受賞の本を買ってきたので、先に読ませてもらった。 「家康、江戸を建てる」の一年後の作品のようだ。いうまでもなく第158回直木賞受賞作である。「家康~」は内容は面白かったが…