「晩 夏」 20160727 夕風が立ち 水はひたひたと 蹲に波紋を寄せる 空はまだ明るい 夕焼けの色が 木立に滲む あの辺り 秋への入り口があるのだろう (以前書いた詩を掲載してみました)
やや体が怠い お天気は良いというけれど シチューオンライスを作る 「アロマ」の句 夢うつつ夢の中にも春の色 春宵に夢見る如く辛夷咲き 清流に河骨(こうほね)揺らぐ陸奥(みちのく)に 能登半島日差し傾く初夏の景 踊り場に遠く山並春景色 蹲に薄氷して春の暮れ 放課後の花びら渦巻く校庭に 新緑に雨滴しとどに輝いて 靄めいて一面芥子菜…
秋冷の俄かに至る瀧の村 東原 芦風 手を浸し秋冷ひしと貴船川 小川濤美子 秋冷えの目覚め誘うて啼く雀 臼田亞浪 秋冷の水切れ易き旅の顔 青木重行 秋冷の山なだるるよ大伽藍 河野南畦 湖の森 秋冷の山の流水みたらしに 野澤節子 秋冷の山より山を眺めけり 大野風子 吉野の頂き草原は紅葉して アロマ 秋冷の野に咲くものはこまやかに 川口咲子 蹲の…
「アロマ」の句 雛あられ薄紅さ碧混じり合い 蒲公英の黄の花幾つ咲いており 蹲に花びら数枚散り落ちて 旅日記桜満開の津和野にて 青泥む山へ真っ直ぐ続く道 団地の道を桜満開の日に 淡雪に手を差し出せば消えゆきて 花曇り仄か色なす遠桜 天麩羅にタラの芽蕨海老も添え 雲垂れて夕茜の色凄まじく 獅子脅しかたんと澄んだ音響く イザベラ・バードの旅行記…