「石工」の日記一覧

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鹿沼まで行って来ました。

今朝は自宅を早朝の5時に出て、栃木県鹿沼市の組子工房に向かう。 昨日の夜に降ったんだろうか、途中は雪道と成ったが、白河を過ぎた頃には、雪も無くなったが、鹿沼まで片道四時間かかってしまった。 9時頃には、工房に到着、積み込んだ引き戸と腰板を降ろし、お土産を渡し、組子のデザインなどの打ち合わせ。 30分位で打ち合わせは終わり、しばし作品についての雑談。 今の家は洋間が殆どで、建具屋さんの製作した建…

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三者三様の狛犬

今年は秋までには、大内の古民家模型、高倉神社、子安観音堂、正法寺を作り終え、マイフレさんに刺激を貰い、双体道祖神探訪をライフワークに!と思ったが、残念ながら東北には、本気で探訪するだけの双体道祖神は存在し無い様なので、石仏と言う大きな括りでの探訪と成った。 以前から興味が有った、県南の狛犬探訪を本格的にやってみた。 今も暇を見つけては、県南探訪に出掛けて居る。 脱藩者で有ったため作品に、名…

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龍の鳥居

神社の入り口にある鳥居は、神社の内側の神聖な場所(神域)と、外側の人間の暮らす場所(俗界)との境界を表しています。 鳥居は神社へ通じる門や、神社のシンボルといった役割のほか、神社の中に不浄なものが入ることを防ぐ、結界としての役割もあるといわれます。 県南地方の狛犬探訪で、出会った神社の鳥居。 貫の部分には、左右に龍の彫刻が彫ってある。 鎮座する狛犬が霞んでしまう。 良い石と名石工が居る地…

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石工 小林和平

明日は、栃木県塩原市雲照寺探訪のため、小松寅吉の一番弟子、小林和平を紹介します。         小林和平から抜粋 小林和平は、明治14年(1881年)7月13日、福島県石川郡石川町沢井に、小林悟三郎・クラの次男として生まれた。次男だったため、十代前半で、近隣である浅川町福貴作で石工をしていた小松寅吉に弟子入り。寅吉の厳しい指導の下、石工としての技術を身につけていった。 石工修業の年季…

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狛犬探訪と良き出逢い。

昨日は、女房が仕事で孫は2日連続で泊ったので、私一人で県南の白河方面に狛犬探訪。 以前に、古殿町の八幡神社の名工 小林和平作の狛犬を紹介したが、今回は、小林の師匠 小松寅吉とその父親の小松理兵衛、寅吉の弟子たちの作品探訪に自宅を7時に出発。 何時も塙町や鮫川村の産直に遊びに行く時に、通る道。 鮫川村の八幡神社で寅吉の弟子、野田平業の狛犬を探訪、その睨みの利いた繊細な作品に圧倒される。 構…

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第2023話 今日は石工さん

昨日は俳人、その前の日は薪屋さん(林業)、その前の日はペンキ屋さん、その前の日は農業。そして今日は石工さん。「百姓は百の仕事をこなすので百姓という」と、昔の人は言いました。  私の家の生ごみは全て畑に穴を掘って埋めています。そうするとどうなるかと言うと、土の量が増えて、畑の高さが通路の位置よりだんだん高くなります。畑のすぐ脇に農業用水路が流れていますので、その石垣も高くしないといけません。 …