「松尾芭蕉の世界」の日記一覧

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松尾芭蕉の世界

7/1 松尾芭蕉の世界…あけび庵 【笈の小文】を追って   あけび庵 芭蕉は深川を出発し、伊良湖崎、伊勢、故郷の伊賀上野を経て 大和、吉野、須磨、明石へ旅をして、この旅を書いた紀行文で 死後の宝永6年出版して世に知られました。 :須磨・明石夜泊 朧にていとゞ艶なる夜の月も 麦の穂の赤らみあいて須磨寺や漁人の軒に芥子の花ゝ 【参考】橋 閒石の俳句 どの句も発想が自在で奥行が深い。一句一句、作者の…

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6/29 松尾芭蕉の世界…あけび庵 【笈の小文】を追って   あけび庵 芭蕉は深川を出発し、伊良湖崎、伊勢、故郷の伊賀上野を経て 大和、吉野、須磨、明石へ旅をして、この旅を書いた紀行文で 死後の宝永6年出版して世に知られました。 :旅の賦 景色にも山野天地のわざありや道者したいて風情うかがう 【参考】 麦こがし人に遅れず笑ふなり            桑原三郎 桑原俳人の求める俳句は、本当の…

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6/27 松尾芭蕉の世界…あけび庵 【笈の小文】を追って   あけび庵 芭蕉は深川を出発し、伊良湖崎、伊勢、故郷の伊賀上野を経て 大和、吉野、須磨、明石へ旅をして、この旅を書いた紀行文で 死後の宝永6年出版して世に知られました。 :道中 旅の具の背負い引かるる物うきや力無き身の道も進まず 【参考】松田ひろむの俳句 松田ひろむ氏は1938年高知県生れ、「鴎座」 俳句会の代表です 定年のつまり八月…

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6/26 松尾芭蕉の世界…あけび庵 【笈の小文】を追って   あけび庵 芭蕉は深川を出発し、伊良湖崎、伊勢、故郷の伊賀上野を経て 大和、吉野、須磨、明石へ旅をして、この旅を書いた紀行文で 死後の宝永6年出版して世に知られました。 :万菊丸 道引きの弥生の花見誘われていでや門出の笠の落書き 【参考】松田ひろむの俳句 松田ひろむ氏は1938年高知県生れ、「鴎座」 俳句会の代表です 筒鳥に呼ばれてい…

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6/25 松尾芭蕉の世界…あけび庵 【笈の小文】を追って   あけび庵 芭蕉は深川を出発し、伊良湖崎、伊勢、故郷の伊賀上野を経て 大和、吉野、須磨、明石へ旅をして、この旅を書いた紀行文で 死後の宝永6年出版して世に知られました。 :新大仏寺・伊勢 大仏の石の蓮華や獅子の座のうず高くあるつる草の上 【参考】松田ひろむの俳句 松田ひろむ氏は1938年高知県生れ、「鴎座」 俳句会の代表です 思い出に…

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6/24 松尾芭蕉の世界…あけび庵 【笈の小文】を追って   あけび庵 芭蕉は深川を出発し、伊良湖崎、伊勢、故郷の伊賀上野を経て 大和、吉野、須磨、明石へ旅をして、この旅を書いた紀行文で 死後の宝永6年出版して世に知られました。 :旧里 世の常と見てはしみじみ故郷の遠き昔の煤をはらひぬ 大掃除愚痴のはきだす数え日や宵のとしとて名残おしまむ 【参考】松田ひろむの俳句 松田ひろむ氏は1938年高知…

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6/23 松尾芭蕉の世界…あけび庵 【笈の小文】を追って   あけび庵 芭蕉は深川を出発し、伊良湖崎、伊勢、故郷の伊賀上野を経て 大和、吉野、須磨、明石へ旅をして、この旅を書いた紀行文で 死後の宝永6年出版して世に知られました。 :伊良古崎・熱田 花ににて折からの雪降りしきり社の鏡磨きて清 【参考】松田ひろむの俳句 松田ひろむ氏は1938年高知県生れ、「鴎座」 俳句会の代表です。 いつの間に…

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6/22 松尾芭蕉の世界…あけび庵 【笈の小文】を追って   あけび庵 芭蕉は深川を出発し、伊良湖崎、伊勢、故郷の伊賀上野を経て 大和、吉野、須磨、明石へ旅をして、この旅を書いた紀行文で 死後の宝永6年出版して世に知られました。 :道の日記・鳴海・吉田・保美 うわ言も酔うては人のざれ言もおもひなしての後や先やと 【参考】松田ひろむの俳句 松田ひろむ氏は1938年高知県生れ、「鴎座」 俳句会の…

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6/21 松尾芭蕉の世界…あけび庵 【笈の小文】を追って   あけび庵 芭蕉は深川を出発し、伊良湖崎、伊勢、故郷の伊賀上野を経て 大和、吉野、須磨、明石へ旅をして、この旅を書いた紀行文で 死後の宝永6年出版して世に知られました。 :道の日記・鳴海・吉田・保美 うわ言も酔うては人のざれ言もおもひなしての後や先やと :伊良古崎・熱田 花ににて折からの雪降りしきり社の鏡磨きて清 【参考】松田ひろむ…

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6/20 松尾芭蕉の世界…あけび庵 【笈の小文】を追って   あけび庵 芭蕉は深川を出発し、伊良湖崎、伊勢、故郷の伊賀上野を経て 大和、吉野、須磨、明石へ旅をして、この旅を書いた紀行文で 死後の宝永6年出版して世に知られました。 :道の日記・鳴海・吉田・保美 うわ言も酔うては人のざれ言もおもひなしての後や先やと 【参考】松田ひろむの俳句 松田ひろむ氏は1938年高知県生れ、「鴎座」 俳句会の…

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6/19 松尾芭蕉の世界…あけび庵 【笈の小文】を追って   あけび庵 芭蕉は深川を出発し、伊良湖崎、伊勢、故郷の伊賀上野を経て 大和、吉野、須磨、明石へ旅をして、この旅を書いた紀行文で 死後の宝永6年出版して世に知られました。 :旅立ち 心なし寒苦をいとふ霜雪のあるは小舟別墅の宴(べっしょのうたげ) 【参考】松田ひろむの俳句 松田ひろむ氏は1938年高知県生れ、「鴎座」 俳句会の代表です。…

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5/24 松尾芭蕉の世界…あけび庵 野ざらし紀行は、松尾芭蕉が門人千里とともに生れ故郷伊賀上野 へ旅をした、その道中を描いた紀行文です。 【野ざらし紀行】を追って 野ざらしや旅ねに飽きて夏衣疲れ尽きたり深川の庵  あけび庵 卯月とぞ旅のそらねを納めたり           あけび庵 僧坊の声つたに枯野ざらしや             あけび庵    …

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5/23 松尾芭蕉の世界…あけび庵 野ざらし紀行は、松尾芭蕉が門人千里とともに生れ故郷伊賀上野 へ旅をした、その道中を描いた紀行文です。 【野ざらし紀行】を追って :熱田・・・ 道の先旅ねに行かん草枕卯の花にあれ遷化をしのぶ  あけび庵 旅にたび添えて悲しきけし坊主           あけび庵                 ** 山里の待つや都もほととぎす            あけび庵 【…

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5/22 松尾芭蕉の世界…あけび庵 野ざらし紀行は、松尾芭蕉が門人千里とともに生れ故郷伊賀上野 へ旅をした、その道中を描いた紀行文です。 【野ざらし紀行】を追って :奈良・京・伏見・大津・辛崎・水口・・・ 大和路をたどる霞のもう春や            あけび庵                 ** 鳴く音になき世のわが身ほととぎす         あけび庵 【参考】 犬がその影より足を出して…

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5/21 松尾芭蕉の世界…あけび庵 野ざらし紀行は、松尾芭蕉が門人千里とともに生れ故郷伊賀上野 へ旅をした、その道中を描いた紀行文です。 【野ざらし紀行】を追って :伊賀上野ふたたび・・・ 杖を捨て爰に草鞋をときたれば山里の家年を越えたり あけび庵 年暮れて草鞋に明くや伊賀の里            あけび庵                 ** まつる…

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5/20 松尾芭蕉の世界…あけび庵 野ざらし紀行は、松尾芭蕉が門人千里とともに生れ故郷伊賀上野 へ旅をした、その道中を描いた紀行文です。 【野ざらし紀行】を追って :桑名・熱田・名護屋・・・ 石すえてこゝろのまゝの草むらに熱田を残す社の破れ あけび庵 旅寝して明けほのぼのと磯千鳥           あけび庵                ** 卯の花やぬすみて咲ける雪の色           …

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5/14 松尾芭蕉の世界…あけび庵 野ざらし紀行は、松尾芭蕉が門人千里とともに生れ故郷伊賀上野へ 旅をした、その道中を描いた紀行文です。 【野ざらし紀行】を追って :不破の関・大垣・・・ 敗れては秋風さびし不破の関無念ますます乱れの果てや  あけび庵 いる美濃あきかぜ寄せて不破の関            あけび庵 【参考】 アーケード育ちで町の燕の子        齊藤美規 このアーケードで産…

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5/12 松尾芭蕉の世界…あけび庵 野ざらし紀行は、松尾芭蕉が門人千里とともに生れ故郷伊賀上野へ 旅をした、その道中を描いた紀行文です。 【野ざらし紀行】を追って :竹の内・二上山・・・ 行脚して郡竹の内葛下の千里故郷しばし留まん      あけび庵 寺の松詣での庭に朝の顔                あけび庵 千里にも故郷のあり竹の春               あけび庵 【参考】 晩年や…

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5/9 松尾芭蕉の世界…あけび庵 野ざらし紀行は、松尾芭蕉が門人千里とともに生れ故郷伊賀上野へ 旅をした、その道中を描いた紀行文です。 【野ざらし紀行】を追って   あけび庵 :大井川・小夜の中山・・・ 雨降りて川越ゆる日は道草の駿河遠江の境にあるや    あけび庵 雨やすみ道に明け暮れ大井川              あけび庵 【参考】 夏みかん酸つぱしいまさら純潔など    鈴木しづ子  …

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5/7 松尾芭蕉の世界…あけび庵 【野ざらし紀行】を追って   あけび庵 野ざらし紀行は、松尾芭蕉が門人千里とともに生れ故郷伊賀上野へ 旅をした、その道中を描いた紀行文です。 :江戸・箱根・・・ 野ざらしを草合歓に受け墨ごろも千里先がけたつや深川  あけび庵 木通の葉つる立つ軒に青時雨こころ惹かれてもとは異郷と あけび庵 深川や金音入れて虫送り                あけび庵 虫送りとぞ…