松尾芭蕉の世界…あけび庵

5/12
松尾芭蕉の世界…あけび庵
野ざらし紀行は、松尾芭蕉が門人千里とともに生れ故郷伊賀上野へ
旅をした、その道中を描いた紀行文です。
【野ざらし紀行】を追って
:竹の内・二上山・・・
行脚して郡竹の内葛下の千里故郷しばし留まん      あけび庵
寺の松詣での庭に朝の顔                あけび庵
千里にも故郷のあり竹の春               あけび庵

【参考】
晩年や思うところに猫柳        手代木啞々子 
掲句は亡くなる前年、77歳のまさに最晩年の作品である。
目をつむると、開墾時代の苦しさを慰めてくれたあの猫柳が