電車の窓近くに枝垂れ桃
熱海行で大船までの初電車 岸田稚魚 馬鈴薯の花も電車も夕日中 愛澤豊嗣 匂袋老女涼しく電車降り 館岡沙緻 田に何ものこさず通る初電車 安達峯雪 町の端に地下出づ電車寒夕焼 大橋敦子 天道蟲宵の電車の明るくて 田中裕明 朝涼の一番電車花の荷と 茂里正治 路面電車ごとごと海見て走る アロマ 菜の花にまぎれ一輌電車過ぐ 林 千代 路面…
熱海行で大船までの初電車 岸田稚魚 馬鈴薯の花も電車も夕日中 愛澤豊嗣 匂袋老女涼しく電車降り 館岡沙緻 田に何ものこさず通る初電車 安達峯雪 町の端に地下出づ電車寒夕焼 大橋敦子 天道蟲宵の電車の明るくて 田中裕明 朝涼の一番電車花の荷と 茂里正治 路面電車ごとごと海見て走る アロマ 菜の花にまぎれ一輌電車過ぐ 林 千代 路面…
〈 昼間は暑くなる ノースリーブのワンピースを着ている 昼食は冷凍お好み焼き スイーツは板チョコ 〉 停車場にけふ用のなき蜻蛉かな 久保田万太郎 流寓抄 停車場の周り田植や鴨の宮 滝井孝作 浮寝鳥 停車場にバス待つ人の幾たりか アロマ 坂降りる母をバス停に待つ我等 アロマ 停車場の柵にも大根干せ…
お盆を過ぎて涼しく思うこの頃です。 今までと違いちょっと暑いとエアコンをかけ老いた体を労わっています。先月の終り頃、定例の病院に行きました。 今までは自転車で通っていましたが今年からバスで行っています。家の近くからバスは出ていて1時間に6本~10本は有ります。7月の終り頃はまだ、暑く、バス停で待つ間も大変でした。 * 緑陰を分け合いバスの停留所 * 炎天の暑さの残るベンチかな…
おはようございます。今日の誕生花は、待宵草(まつよいぐさ)なのですね。月見草とも呼ばれるのですね。花言葉は、「ほのかな恋」。夕方に黄色い花を咲かせ、翌日の朝にしぼんでしまう一日花なので、そんな言葉が当てられたのでしょうね。竹下夢二の作詞の宵待草の歌がありますね。・・待てど暮らせど来ぬ人を宵待草のやるせなさ今宵は月も出ぬさうな・・それでは、今夕は、新たな出会いを !
暁光の赤富士よぎる雲速し 高木邦雄 雲の間に赤富士覗きはじめけり 安原葉 赤富士の金色となる午前五時 中井弘一 凛として赤富士雲を寄せつけず 鈴木加代子 コーヒーを少し濃くして夏の朝 花島陽子 朝顔の大きく咲いて夏の朝 アロマ 川風にヨガのポーズや夏の朝 五十嵐勉 夏の朝低き天井武家屋敷 吉田啓悟 筆先にみなぎる力夏の朝 丹羽武正 雑草の風きら…
とぶ鰡の宙にとどまる胴太し 奥谷亜津子 夕凪やとぶ鯔とわが櫂の音と 柳芽 軍艦のそばに鰡釣る小舟かな 福田把栗 網舟や夕汐鰡の飛ぶ頻り 青木月斗 カラスミは鯔の卵巣塩漬けに アロマ 鰡飛ぶよ眞珠筏に海取られ 百合山羽公 鰡跳ねて潮の道ある旧運河 道川虹洋 鯔のなめろう大葉ミョウガ入り アロマ 鯔の唐揚げ外はカリッと中ふわり アロマ 鰡の飛…