ユリイカ! (マニアックなメモ)
30年以上むかしに愛読していた、パズル本を書棚からひっぱり出して読んでいる。むかし解いたパズルのお題には、解決済マークがしてあるけれど、いまフラッと眺めても解ける気がしない。むかし解けたものがいまは解けないと感じるのは、やや寂しい感じがする。それはむかしほど解く気が湧いてこないためだと思う。 パズルや数学の問題に向かい、解けるときになんとなくザワザワと予感がするものだ。まだ解いていない問題が、…
30年以上むかしに愛読していた、パズル本を書棚からひっぱり出して読んでいる。むかし解いたパズルのお題には、解決済マークがしてあるけれど、いまフラッと眺めても解ける気がしない。むかし解けたものがいまは解けないと感じるのは、やや寂しい感じがする。それはむかしほど解く気が湧いてこないためだと思う。 パズルや数学の問題に向かい、解けるときになんとなくザワザワと予感がするものだ。まだ解いていない問題が、…
昨日 家に帰ったら 8月号の 数学添削問題が 返送されていた。 ボケ防止に 有名大学 受験レベルの雑誌問題を 時間があれば 提出している。 数学を 考えるのは 面白いので 20年以上 ボチボチ やってきた。 数学と言っても 今から50年以上前に 高等学校で 学んだ知識だけで 特別 専門に 勉強したわけではない。 さすが 70も 超えてくると 根気が続かなく 最近は いい加減な答案になってしま…
朝から 鬱陶しい 空模様。 テニスも 自転車も できそうにない。 こんな日は サンルームに ファンヒーターを 持ち込み 数学でも 考えてみるか、、、、 最初 問題を 見た瞬間に 解けそうな問いは ありそうもないことが 判断できた。 でも ダラダラ ノートで 考えていきだすと 少しずつではあるが なんとなくの 全容が 掴めてきた。 集中力が 持続出来ないけど 一応 4問まで 見通しが つ…
『無限の果てに何があるか・現代数学の招待』(足立恒夫著、光文社・知恵の森文庫) 著者は此の本のブロローグで以下ように書いている。 『中世の暗闇的段階にどまっている(現代の)世間一般の数学的知識を、現代数学の基礎がかたまった二十世紀前半ころの数学のレベルにまで高めよう、という意欲をもって書いた試論、いわゆるエッセーである。(中略)ぼんやりとでも現代数学の思想をわきまえていなければ、世界観…
カントールの超限集合論に対する関心は私は素人レベルでもっていて、いくつかの一般読者向けのその方面の本(勿論素人向け)を読んできたが、それらの本では、カントールの宗教への関心は否定的・批判的であった。但し、『「無限」に魅入られた天才数学者』(アミール・D・アクゼル著、早川書房)という本では、カントールの無限論とユダヤ神秘主義の関連を肯定的に書かれていて、それらの関連性について詳しく解説してい…
数学のなにものかに神秘を感ずるのは大抵、数学的才能の無い人だそうである。そうならば私は全く数学的才能は完璧に零である。いまさら、零であろうがなかろうが、どうでもよいのだが、e^πi=-1 という公式(オイラーの公式)は見れば見るほどスゴイ。美の極みと言っても言いたりない。 この公式は確か『博士の愛した数式』という映画(原作の同名の本もあるようだが)に出てきたから知っている人も多いだろう。 こ…
シェーラーの定理 『「無限」に魅入られた天才数学者たち』(早川書房)という本がある。 この本の最後に、この本が書かれた当時(和訳版は2002年)に発見された、集合論の一つ成果としての定理が解説ぬきに紹介されている。いわくシェーラーの定理。 書いてみよう。 『いかなるnに対しても、2^アレフn<アレフωならば、2^アレフω<アレフω4である。』 (そもそも、ここではフレフの記号も書けないし、…
中学校の数学小テストで正解表に分からない数式が? 一緒に採点しているボランテイアさんに聞いてみた。 「△AOD≡△BCDの”≡”って何?」 「ええ~っ”≡”?そんなん知らない!」 他の人にも聞いて見たが”私も知らない!”と言う。 どこかで見たような覚えもあり、丁度来た先生に聞いて見た。 「せんせ~い!この”≡”ってどんな意味でした?」 「そんなん見たことない!数学の先生に聞いて来る!」…