「ヘリコプター」の日記一覧

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鎮魂、大峰山・・・ある旅客ヘリコプターの事故(2)

自由課題として、2002年9月に文章教室で発表したエッセイです。一般向けですので専門用語などは極力避けて、読みやすくしてあります。私が体験した実話です。  ***エッセイ「鎮魂、大峰山」 CZ-091 ***  墓標がある。  8名の男女の名前が刻まれている。ここに置かれて10余年、きれいに手入れはされているが、訪れる人は少ない。  日本海を望む兵庫県北部、標高870mの大峰山の山頂に近い…

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鎮魂、大峰山・・・ある旅客ヘリコプターの事故(1)

私が現役中に遭遇した、ヘリコプター定期便の事故、当事者であったため事後処理に携わり”針の蓆”とはこういうものかと思いました。あれからもう30年にもなるのですね。 引退後エッセイにまとめ、通っている文章教室で発表し、また日本唯一のヘリコプター専門誌ヘリコプタージャパンにも連載記事ヘリコプター・エッセイ第5回として掲載されました。 現在は東京の伊豆諸島を結んで、定期便が飛んでいます。 少々長いの…

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ブログの記事が雑誌に載りました

日本唯一のヘリコプター専門誌ヘリコプタージャパンに連載記事「ヘリコプター・エッセイ」を執筆しています。 その第94回に「信じられない」として登場したのは、このSNSの記事がベースです。 もともと2016年9月の文章教室例会で発表した、一般向きのエッセイで、課題の”信じられない”をそのままタイトルにしました。専門用語などはなるべく避けて、読みやすくしてあります。 このSNSや私のブログ「ロスミナ…

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拙文をご紹介頂きました

昨日4月7日に、マイフレの藤山社人(後藤和弘)さんが、私のエッセイ「もう一つの上高地」を、SNSで紹介して下さいました。有難うございました。 このエッセイは、ちょうど今頃の季節、上高地の山小屋にヘリコプターで資材を輸送した時の、筆者の体験談をもとにしたものです。 私の通う文章教室(朝日カルチャーセンター新宿)で、2004年に発表したもので(作品番号CZ-0136)、このSNSでもアップロードし…

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ヘリコプター雑誌にヨットの記事?

私は日本唯一のヘリコプター専門誌ヘリコプタージャパンに「ヘリコプター・エッセイ」という連載記事を執筆していますが、最新号にその91回目「随筆 落水」という記事があります。 私は東京湾でソロセーリング中にフネから転落し、海上保安庁の大型ヘリコプターに救助された経験があります。 救助された方の体験談というのも貴重だ、と編集長が乗り気になり掲載されたものです。 ヘリコプター専門誌向けに、若干加筆しま…

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飛びたいなぁ

 今年の春は、黄砂が凄かったが 桜の開花も早かった。  と、言う事は 今年の夏は地獄の様な暑さが襲ってくるのでしょうか??  心配です。  そんな夏に1000フィート(300m)上空に"避暑"に出かけても、地上と同じ位の暑さです。  私が利用している飛行機は、クーラーは付いていませんので。  同行してくれる人が、見てみたい希望の場所を言ってくれないので 次に飛ぶのは・・・何処行こ???  京都方…

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火星探査機着陸成功、ローバーにはヘリコプターも❣

昨年7月にフロリダを出発した火星探査機が無事今月19日朝(日本時間9着陸。無人調査機ですがすごいのは約2キロのヘリコプターをローバーに掲載していて、ローバーからの指示で高いところや崖のような場所にも飛行していき、ホバリングしてそこで指示どうりの写真映像が取れることです❣すごいです~。超微生物の何かの兆候が見つかる可能性があるらしです☆彡 日本人も協力して同じチームに入ってて実はトランプ前大統領と…

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エッセイ「パンナム」

約20年前の、文章修業初期のころの作品です。 朝日カルチャーセンターの、小松新宿教室で「アメリカ」の課題について発表したもので、稚拙な表現もありますが、あえて原文のままとします。  ***「パンナム」***  CZ-0055  かつて、パン・アメリカン航空という世界最大のエアラインがあった。略してパンナムという。  ニューヨークに本拠をおき、全世界を網羅していたこの航空会社が、どんないき…

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JR大阪駅

直線的にしか飛べない固定翼機のセスナ機は、大阪城付近までしか今は飛べません。 昔は、もう少し北まで飛べた気がしますが。 大阪駅を上空から見る方法を模索したところ、自由度の高いヘリコプターなら可能なことを知りました。 只、セスナ機より軽費が掛かります。

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エッセイ「直昇機的人生」

昨年12月の文章教室で発表した作品です。 ミニ自分史でしょうか。  ***「直昇機的人生」***  CZ-0350  中国ではヘリコプターのことを直昇機というそうです。流石は漢字の国で、言い得て妙ですね。私はこの直昇機と、生涯のお付き合いとなりました。  東京オリンピックのあった昭和39(1964)年に社会人となった私は、最大手のヘリコプター運航会社である朝日ヘリコプター㈱(現朝日航洋)に…

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旧作映画「007は二度死ぬ」

1月23日(木)TV東京13:35~で放送されます。 当時の勤務先が撮影に全面協力しました。 ショーン・コネリー主演の初期の作品で、日本が舞台です。 私は出ませんが、勤め先のヘリコプターが沢山使われました。 熊本市の公園(の設定)で、ジェームズ・ボンドがヘリから降り立つシーンのパイロットは、私の上司です。 主人公が乗る単座超小型組立式オートジャイロが見ものです。これはホンモノだったそうです。…

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エッセイ「1000時間」

およそ20年前、新宿朝日カルチャーセンター時代の旧い作品です。 課題は「一人前」。 稚拙な部分も多々ありますが、原文のままです。   *****「1000時間」***** CZ-0021  プロのヘリコプター・パイロットとして、どうにか一人前とみなされる最低限の飛行時間である。  日本の航空法では、車の二種免許にあたる事業用操縦士の、国家試験の受験資格は200時間以上となっている。  しか…

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ヘリコプタージャパン(一部追補)

日本唯一のヘリコプター専門雑誌ヘリコプタージャパン(発行タクトワン)に、連載記事ヘリコプター・エッセイを執筆して、もう83回になりました。 現役時代からのお付き合いで、20年以上になります。 B-5版2ページの記事ですが、旧い経験や知識だけでは飽きられますので、毎回ネタ探しが大変。 今回は沖縄那覇から西表島まで、NHK-TVの取材で往復した現役時代のお話です。 片道450㎞の洋上飛行は、単発小…

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元勤め先のOB会

元の勤め先である朝日航洋には、航空朝日会という良く組織されたOB会があります。 先週土曜日(11/16)に総会・懇親会が都内のホテルでありました。 それに先立ち、東京ヘリポートの職場見学会です。 久方ぶりにヘリコプターにさわり、懐かしかった。 尾暮敏範社長から近況報告があり、今年の台風水害で大きな被害があったそうです。昨年は史上最高の業績であったが、好事魔多しです、と言ってました。 同社の川…

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エッセイ「警報灯」・・・クルーはクールに

昨日(9/28) の文章教室で発表した作品で、お題は「赤いもの」。 出題者は若い女性で、雨傘かレインコートを想定したのでしょうが、帆走子流のヘソマガリでー。 *** エッセイ「警報灯」 *** CZ-0346  1987年元旦。  シコルスキーS-76A JA-9551は毎年初日と共に、祝賀行事を終えたVIPを迎えに行くのが恒例だった。すべての準備を完了した機体を、機長は静かに浮上させた…