低学歴、低収入、低身長の3「低」が僕の人生を代表する。僕の人生の岐路は3つある。最初の岐路は中卒で働き始めたこと。同級生の全員が高校へ進学する中で僕は働き始めた。特技がない15歳の子供ができることは大人の使い走りだけ。やがて免許を取りトラックを運転する。最初は会社の周辺地域。それから地方へ配送地区が広がった。当時は高度成長期で仕事は増える一方。就労時間は毎月優に400時間を超えた。仕事は早朝から…
振り返ってみるに、私の人生を決定づけたのは、一冊の本でした。 大学教養課程での社会科学の試験問題は、自ら選んだ本の感想文提出というものでした。たまたま選んだ2冊。一冊は「菊と刀」。もう一冊は、「沈黙の春」。 「菊と刀」は、その後、さほどのインパクトはなかったのですが、レイチェル・カーソン女史著「沈黙の春」は衝撃でした。 その本との出会いと、そのタイミングが、私の人生の岐路でした。 …
そもそも人生に正面から向かい合ったことはない。 大学院の受験の時、面接官から問われた。 「あなたは、なぜ、受験されましたか?」 「学問研究を生涯の仕事としたいからです。」 お尻がこそばくなるような返事です。 いわば、嘘まみれの返答です。でも、合格してしまいました。 博士課程の受験に失敗、その後、公務員試験、教職試験も失敗して、浪人の生活になりました。 どの職も、やりたいものではない…
これまでの人生で「感激した・落ちこんだ・なんでやねん」も多くありその中でも記憶に残る決断・わかれ道。その最大の試練は人生の1/3を占める「会社での出来事」 夏休み遊びすぎて就活もギリギリ、大手家電の試験に落ち、しかたなくアットホームな中小企業に入社できた。それから30数年が過ぎ、オレを振った大手家電に株価で勝つほどの会社に育った・・・会社選択、このケースも岐路の一つかな(笑)。 そん…