結婚して埼玉.大宮に住んでいた1960年代、パートナーとの贅沢は上野.東京文化会館での小澤征爾指揮N響演奏会でした。 会館のレストランで彼を見かけたこともあります。 N響と別れた後には、新日本フィルの育成に努め、ベートーヴェンをよく振っていました。 1978年9月東京厚生年金会館でのP協4番と交響曲7番や、1979年9月NHKホールでの 運命 と 田園 を覚えています。 村上春樹…
日本には昔からというよりは江戸期の庶民文化が花開いたころから 「講釈師 見てきたような 嘘を言う(つく)」という表現があります。 この意味はほとんどの日本人であれば周知のことですので特に説明はしません。 日本語には「ことわざ」「慣用句」「故事成語」という言葉があり、「ことわざ」は昔から伝えられてきた、人の生活の役に立つ知恵や教えを表す言葉で、慣用句はいくつかの言葉が組み合わさった、もとの…
村上春樹著「街とその不確かな壁」The City and Its Uncertain Walls(2023/4/10新潮社刊)、2023/7/30読了。 まず新潮社の宣伝: 魂を揺さぶる村上春樹の〈秘密の場所〉へ―待望の新作長編1200枚!十七歳と十六歳の夏の夕暮れ…川面を風が静かに吹き抜けていく。彼女の細い指は、私の指に何かをこっそり語りかける。何か大事な、言葉にはできないことを―高…
世のハルキストの皆様方は、地団駄踏んで悔しがっていることでしょうが、私自身は随分前から日記でも投稿しておりますように、村上春樹氏は、この先も作風を変えない限りは受賞はできないと言う意見を日記で投稿しております。 なぜ受賞できないかということを子細に記述するつもりはありません。ただそれではあまりにも勝手な意見だとおもわれますので、かいつまんで記述致します。 なぜ世界的に特にヨーロ…