「夏目漱石」の日記一覧

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月が綺麗ですね。

先日、夜高速バス乗り場で並んでいた時、 後ろのカップルの男性が「月が綺麗だね」と女性に話しかけていました。 月が綺麗が愛の告白の意味を持っている?と彼は知っていたのかはわからないけど。 夏目漱石の逸話として有名ですが、実際はそれらしき文献は無いようですね。 それでもロマンティックで良いなぁと。キレイな月を見る度に思います。

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今年の読み納は夏目漱石の「明暗」(上・下)

①明暗(上)夏目漱石 岩波書店(漱石全集第14巻)  2020年10月以来の再読。漱石最後のしかも未完の小説だ。主人公は会社に勤める30歳の津田。痔のために入院するが、金策がつかない。京都にいる父に援助を頼むものの断られる。その理由を、妻の延子のせいにしたがる、津田の妹のお秀。さらに津田の友人の小林や、津田夫妻とかかわりのある叔父夫婦など、人間関係の中に現れる、エゴイズムや打算が緻密な文章で語…

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夏目漱石はアイ・ラブ・ユーを星がキレイだと訳した。日本人の感性。「あの素晴らしい愛をもう一度」北山修さん

産経新聞に話の肖像画という欄があり、著名人がその人生を振り返ります。昨日はきたやま おさむ(77才)さんの20回目でした。「あの素晴らしい愛をもう一度」にまつわることが書いてあります。この曲は、天地真理さん、桑田佳祐さん、井上陽水さんら実に87人(組)ものアーチストがカバーしています。 https://www.youtube.com/watch?v=9G-Wx3KcSFM 「この歌のポイント…

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伊集院静「ミチクサ先生 下」

 漱石はやはり傑出した人物であり、文部省の第1回給費留学生に選ばれイギリスに2年間留学。帰国後は東大講師に就任。当初は学生の発音を厳しく指導し総スカンを喰らうも、妻から「聞いている人たちの心を鷲づかみにする方法を勉強してみては?」と示唆を受けると、一躍その講義は大人気を博する。それでも、漱石は教師が嫌でたまらず思い悩む。そして、遂に小説を書く。これがまた情景が目に浮かぶような珠玉の文章だ。しかし…

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伊集院静「ミチクサ先生 上」

 夏目金之助は旧名主の六男として生まれるが、「恥かきっ子」として養子に出される。金之助は学問に秀でるも、養子先では進学させる気はなく、実兄の後押しもあり実父から学費を借りて進学する。養子先にも実家にも安住の地はなく、まだ幼かった金之助はアイデンティティの不安を覚え、自分の足で立たねばならないことを自覚する。とは言え、金之助は孤立無援ではなく、養母・実母からは暖かく見守られ、実兄にも気に入られ、人…

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できればやめてほしいこと

「宿題」を「しくだい」、 「しくだい」と 言わないでほしいです。 あれは 「しゅくだい」と申します。 それと、「手術」を「しじつ」と言わないで ほしいです。 あれは「しゅじゅつ」と申します。 些細なことですが気になっているもので・・・。 あかしらず ねこじろう へべし

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流れに棹さす

普段使用している言葉や慣用句の意味を、 誤解している場合があります。 単なる間違いですめばよいのですが、そのために 全く異なる意味が相手に伝わり、思いもよらぬ 弊害が出ることもあります。 例えば「流れに掉さす」という言葉があります。 これは「時流に逆らうこと」ではなく、 「流れに棹をさして水の勢いに乗るように、 時流に乗って物事が好調に進むこと」 を言います。 …

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ついうつかり

我家の老妻。「今夜はカツオのたたきよ」とのたまい さつそうと近くのスーパーへ出かけた。私も初物で一杯やるのもよかろうと、近くのコンビニで恵比寿を一本、老妻用には「ノンアル」を購入し楽しみに待っておりました。 ところが老妻一向に戻る気配がない。「何をしているのか?」と心配しているとしょんぼりして帰って来た。 聞くところによれば、先日病院に行った帰りに、キャッシュカードを別のバックにしまい込み、…