先日、夜高速バス乗り場で並んでいた時、 後ろのカップルの男性が「月が綺麗だね」と女性に話しかけていました。 月が綺麗が愛の告白の意味を持っている?と彼は知っていたのかはわからないけど。 夏目漱石の逸話として有名ですが、実際はそれらしき文献は無いようですね。 それでもロマンティックで良いなぁと。キレイな月を見る度に思います。
産経新聞に話の肖像画という欄があり、著名人がその人生を振り返ります。昨日はきたやま おさむ(77才)さんの20回目でした。「あの素晴らしい愛をもう一度」にまつわることが書いてあります。この曲は、天地真理さん、桑田佳祐さん、井上陽水さんら実に87人(組)ものアーチストがカバーしています。 https://www.youtube.com/watch?v=9G-Wx3KcSFM 「この歌のポイント…
漱石はやはり傑出した人物であり、文部省の第1回給費留学生に選ばれイギリスに2年間留学。帰国後は東大講師に就任。当初は学生の発音を厳しく指導し総スカンを喰らうも、妻から「聞いている人たちの心を鷲づかみにする方法を勉強してみては?」と示唆を受けると、一躍その講義は大人気を博する。それでも、漱石は教師が嫌でたまらず思い悩む。そして、遂に小説を書く。これがまた情景が目に浮かぶような珠玉の文章だ。しかし…
夏目金之助は旧名主の六男として生まれるが、「恥かきっ子」として養子に出される。金之助は学問に秀でるも、養子先では進学させる気はなく、実兄の後押しもあり実父から学費を借りて進学する。養子先にも実家にも安住の地はなく、まだ幼かった金之助はアイデンティティの不安を覚え、自分の足で立たねばならないことを自覚する。とは言え、金之助は孤立無援ではなく、養母・実母からは暖かく見守られ、実兄にも気に入られ、人…