直前の日記に記したように、wakohは田村正和さんの演じる「警部補・古畑任三郎」をこのテレビで視聴してきた。もちろん作者の三谷幸喜さんの作品が優れたからであり、古畑任三郎の犯人を挙げていく過程が興味津々だったし、毎回犯人役の有名俳優の演技にも惹かれたからでもあったが、何よりも「古畑」という苗字それ自体に惹かれていたからでもあった。だが、実は、今までこの「趣味人倶楽部」での1500篇を超える日記…
タイトルを掲げてみた。まさに事実だ。だが、ちょっと振り返るなら、途端に無数のことが頭をよぎる。 毎日、掲載されている新聞のテレビ番組表には、主要7局の番組と、それに対応する各局のBS番組が、1ページにわたってぎっしりと詰まっている。テレビの情報は、一日だけをとっても、実に膨大なものがある。それが一年中毎日流されているのだから、無限の情報が詰まっている。 しかも、例えば、各局のニュース番組だけ…
昨5月10日、曾孫の来訪、他いくつかのことが重なって、少しは疲れてしまった。 まだ生後200日に達したばかりの赤ちゃんは、元気で機嫌のよい子だが、普段見知らぬ大人ばかりに囲まれて、かなり疲れたのではなかったろうか。4~5時間いる間に、一度も泣かなかった。 昨日の日記には、つい書きそびれたけれども、泣きはしなかったが、声も始めのうちは発しなかったのだが、家内が小さな熊のぬいぐるみや、毛糸で編んだ小…
wakohが、この「趣味人倶楽部」で、「趣味は?」と問われるならば、凡そ異なったジャンルの2つクラシック音楽鑑賞と、大相撲観戦を挙げるのが常である。 映画となると、嫌いではないけれども、もとより詳しいはずがない。このところ、映画を観に行ったりすることはまるでなくなってしまった。 随分何度となく更新していた、2本立ての名画座IGHも昨年遂に二度目の期限切れになってしまった。年に会費は僅か10…
wakohはある時期までは、殆ど医者にかかる必要がなかった。保険料は払っても、医者にはかからずに済んでいた。 年に一度は健康診断を受け、殆どパスの状態だった。 それが、10年何か月前の癌の発覚、それも早期癌ならぬ進行がん、即入院手術の事態に陥ってから後は、その定期的診療、検査入院などは当たり前になってしまったが、それ以外にも身体中あちこちガタが来るようになってしまった。内科(家庭医)を始めと…
テレビ番組表を観ても、東京の場合、主要6社、7チャネルの番組がびっちり詰まっている。地上波だけではない。BSのチャネルも随分ある。一日中詰まっている。そのすべてを視聴するなど全く不可能だ。ごくごく一部を偶々観るくらいでしかない。何と情報が満ち溢れているのだろうか。 あるいは、新聞を取ってみてもそうだ。wakoh自身は2紙しか購読していないけれど、その中でも、隅から隅まで丹念に読むなど、もちろん…
このところ不意に、wakohは「江戸川乱歩」関連の日記に力を入れてしまった。ごく少数の方々が、忍耐をもって読んで下さっただけだった。 それでも、兎に角4篇ないし番外編まで入れると5篇の日記を台風19号襲来の頃に書くことは出来た。 その由来は、wakohが元住んでいた家のことが、別の目的のためにではあろうが、取り上げられたのを見て、その家での家族写真、祖父の登場、それからの連想で父の生い立ちな…
wakohはひとつ前の日記で、全国高等学校野球選手権大会のことを記したばかりだ。野球には疎いままのwakohにとっては、異例のことだった。wakohの出生した石川県代表星稜高校と、父の第二の故郷和歌山県代表智辯和歌山とのベストエイトを賭けての熱戦に見入ったからだった。 その後、星稜は準々決勝を仙台育英を17-1の大差で圧勝し、準決勝では、中京学院大中京を9—0とシャットアウトし、決勝にコマを進…
猛暑の8月を彩る大きな行事の一つに、全国高校野球選手権大会がある。wakoh自身は、今までそのことを殆ど書いたことがなかったのではなかろうか。 どうしてか。野球のことは殆どよくは知らずじまいだったこともある。知らなければ、好きになりようがない。 ちょっと振り返ってみた。wakohが小学生だったのは、戦時中だ。その頃も野球は盛んだった。敵性言語は使うなと、例えばピッチャーは投手、ショートは遊撃…
6月9日の小さな内輪の会が済んで、何かしらホッとした。 進行癌の患者がよくもほぼ10年を過ごすことが出来、米寿を迎えられるなどとは思ってもいなかっただけに、なにがしらの感慨がある。 これからが新たな出発点だといった思いもある。 そんな中で、実は6月7日、思ってもいなかった小さな経験をした。折からの雨そぼ降る中を、思い立って夏みかんを一つ取りに、庭に下り立った。サンダルを履き、傘をさしてだっ…