あけび庵の日記
1/21 あけび庵の日記 大寒・寒がはり 1月20日ごろ。二十四節季の一つ小寒から数えて 15日目。このころから立春までの間が、気候的に も一年で最も気温が低い時期である。 大寒も雪にさらして富士の山 あけび庵のノート 冬ざれに回生願い身を晒し ねこ
1/21 あけび庵の日記 大寒・寒がはり 1月20日ごろ。二十四節季の一つ小寒から数えて 15日目。このころから立春までの間が、気候的に も一年で最も気温が低い時期である。 大寒も雪にさらして富士の山 あけび庵のノート 冬ざれに回生願い身を晒し ねこ
1/17 あけび庵の日記 寒月 厳寒の空にさえざえとある月。満月に近い寒月の夜は、 冷たい月光が降り、注ぎ建物の影や自分の影が地面に 黒々と落ちる。いよいよ寒さが身に滲みて、帰宅の足 も自ずと早まる。 街明かり今宵いずこの寒の月鎌の細きに空切れそうな あけび庵 朝寝坊しては寒月よい惑い見上ぐる空の高さを知らず あけび庵 寒月や飛行機ゆるり一文字 あけび庵
1/7 あけび庵の日記 石炭ストーブ 火を焚いて部屋を暖める器具。石炭や薪、灯油が 燃料になる。煙突を必要とするものは移動できな いが、石油ストーブなどはどこへでも運べて便利。 ストーブのタンクに重き暖かさ あけび庵 あけび庵のノート 薪ストーブ人に似たよな暖房具 ねこ 薪ストーブ割られし薪や山と為す ねこ 薪ストーブ石炭石油替わり来し ねこ ズボン裾湯気上…
第138回新趣俳句会 ・兼題 ・・・「初空」「湯豆腐」 「初空」 元日の朝の空をいう。新年の初々しい心で見あげる空は、 清らかにして荘厳。 元日の晴れ渡った空は瑞兆として、 雨や雪も豊穣の瑞兆として、それぞれに喜ばれた。 「湯豆腐」 手軽で身体の温まる人気の逸品。土鍋に昆布のだし汁を 入れ、食べやすく切った豆腐を煮立てる。 豆腐がゆら ゆらとする頃が食べごろ。付け醤油やポン酢に刻み葱、 鰹節…
1/1 あけび庵の日記 新年明けましておめでとうございます。本年は 新春特別企画 ”短歌 no.1”でスタートいたします。 (前年の元旦の日記) 梅干しの並ぶ二つの種を見て歌人方代愛とのたまう 背の寒さ犬の行火は生きる為貧乏という人生があるさ 冬の月白い横顔その下を番の烏が遠く飛び去る 馬肥ゆるウエストどっかに行っちゃった笑って言うからもっと探せよ おでんの具ロールキャベツが食べたいなお味は少し…
12/24 あけび庵の日記 一年前の日記より(編集済み) 年用意(としようい) 新年を迎えるためにいろいろ支度を整えること。 家の中の煤掃・畳替・外回りの繕い・正月用品の 買物・松飾・ 注連飾の手配・年木取・新年用の 什器の取り出し・ 重詰の準備春着縫いなどの 諸々がこれに当たる。 年用意リヤカーに有る杵と臼 あけび庵 あけび庵のノート 年用意そそくさ済ませ釣りに出し ねこ 年用…
12/14 あけび庵の日記 落葉 落葉の時雨や空の暗さと肌寒さを恨んでみ ては翌日の落葉掻きが待っている。数日は 見ない事にしていたが、風に音して踏まれ るままではもう限界だ。散歩を半分にして 竹ぼうきを取り出し歩き易いように寄せて いく。手を止めて、通り過ぎる道行く人を 見送って又、繰り返しては明日も落ちてい るのだろうな。宮人の名を落ちる葉に被せ て散っていくさまを芭蕉も詠んでいた。 宮人よ…
11/27 あけび庵の日記 蟷螂 お馴染みの頭は三角形で前肢は鎌状のカマキリ ですが、youtubeで蟻との闘いを見ました。掴 んだ蟻を堅かったとみえて、とき放ちました。 顔だけ動かしてはやはり睨んでいます。 その 証拠に鎌を振り上げそうです。 主となり影引く壁のいぼむしり 蟷螂や吸い付きたがる壁の影 あけび庵のノート 喉越しも風邪ひきもよしたまご酒 山水
11/20 あけび庵の日記 夜長(よなが) 秋の夜の長いことをいう。夜の長さが身にし みる。春の「日永」に対応する季語というこ との様だ。 夜中にYouTubeN国党の立花隆志 党首の動画をみていました。選挙中に質問し て来る人に良く調べてから質問してください と相手にしなかった。今の演説や私の動画を 見れば解ることを聞いたり、見たりせずに あなたは他の人の質問を邪魔していて、単に 自分の意見の…
11/19 あけび庵の日記 木守柿 散歩の途中にたわわの柿がある。何時まで 成っているか気になる所ですが、見るのが 楽しみでもあります。 あけび庵の俳句のまとめ 稲架掛けの稲倉棚田や人の秋 釘隠し長押さびしげ秋の風 (なげし) 傘持たぬ秋雨の店そば食むと 屋根の上誰が花見る爪蓮華 秋暮れて旦那も茶屋へあかり坂 松茸やかおりと頂く米の酒 礼砲に皇居の秋や虹かかる 木隠ると秋は過ぎ行き身をひきし …