小生は勤務していた大学で課外活動部の顧問をしていて、その部に所属していた卒業生の訃報を聞かされることがありますが、既に葬儀・告別式も済んでいるのが殆どです。
特に男女とも全国各地に散らばっており、弔問することも困難です。
遺族に弔問できなかった旨のお詫びと慰めの言葉、個人との思い出話を書いた手紙を送っています。
先年、OB総会が開催された折、幹事から「訃報は原則として同地域の同期生と年次幹事に連絡し、年次幹事は必要に応じて同期の卒業生に連絡する。
ただし、それぞれ個々の交際における親密度があり、必ずしも拘束するものではない。
顧問の先生方には個々からの連絡は遠慮することとし、年次OB会の席にて当該年度の物故者として報告し、出席者全員で黙祷し、冥福を祈ることとしたい。」との幹事会了解事項として発表された。
顧問は10名おり、最年長者は96歳の名誉教授、退職顧問のうち最年少者は小生(72歳)、現役顧問は56歳の卒業生の教授です。
OB会の幹事会が敢えて個々の訃報を顧問の先生には知らせないというこの決定した理由は、最年長の顧問の名誉教授が若い卒業生の訃報に接する度に「自分は長生きしすぎた!自分の命を縮めても彼達にはもっと生きて欲しかった!」と号泣されることから決定したとのことで・・・・・・
先生にはもっと長生きしていただきたいので悲しませるような知らせはお伝えしないこととしたいと・・・・・・
小生も若い卒業生の訃報に接すると身を切られるより辛く暗い気持ちになります。
年齢はともかく、顧問をしていた部の卒業生数千人、その他関係した卒業生数千人の卒業生の個々の訃報に接して対応に苦慮していることは正直なところではある。
ペンネーム:フワフワさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。
先生も自分より若い人の死を告げられたら、寂しいでしょうと思います。
生きている人の思いを優先したいと思います。