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ペンネーム:腕さん

腱鞘炎の対処法

[健康相談]

腱鞘炎で悩んでいます。なにかいい治療法、対処法はあるでしょうか?

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ペンネーム:健作さん

腱鞘炎の発症初期症状として患部が熱を持つことがあります。その場合は、炎症を和らげる目的でアイシングを行うことが早期回復に効果的です。
アイシングは氷のうやビニールに氷を入れた状態で患部に当てます。実施時間は、冷やす部位と炎症具合・個人の感覚によって変化しますが、大事なのは患部の「感覚がなくなる状態」でアイシングを終了するということです(30分以上の連続使用は凍傷の原因にもなりますのでやめましょう)。
適切な時間でアイシングすることによって早期回復につながります。

炎症が起きている時に患部を動かすと、痛みが出やすく、場合によっては症状が悪化することもあります。患部を固定して、動く範囲を少なくすることで、負担を軽減させましょう。主な固定方法として、サポーターの活用とテーピングがあります。

動きを制限することで炎症の進行を防ぐことはできます。しかし、サポーターの活用やテーピングそのものが痛みを改善することが目的ではないので、痛みが続くようであれば治療を行い、できるだけ安静にして回復させるようにしましょう。
仕事や家事の最中に痛みが出てしまった。病院に行きたいけれども、今すぐには行くことができない。そんな時、病院に行くまでの間に痛みを抑える方法として、痛み止めの薬を服用する方法があります。

痛み止めの薬は、種類によって効果は様々ですが、おおよそ5時間の鎮痛作用があります。これを服用することで、一時的に痛みが和らぎ、仕事や家事に集中できるでしょう。しかし、痛み止めの薬は飲む回数が増えていくと鎮痛作用が弱くなる、直接症状の改善をするものではないため、最終手段として活用するようにしてください。

腱鞘炎にならないためにも、筋肉に張りを感じたら、気になる部分をストレッチしましょう。
なぜなら、最も有効な腱鞘炎の治し方は、日頃のストレッチだからです。腱鞘炎の症状が出た後では患部に痛みが出るため、ストレッチをすることが困難です。ここでは腱鞘炎が発症しないためにやっておきたい予防ストレッチをご紹介します。全てのストレッチを行っても5分もかからないので、気になる時は全てのストレッチを行うようにしてください。

手の親指は腱鞘炎と密接に関わりを持っています。親指をストレッチすることで、腱鞘炎の予防につながります。
指の間隔を広げるように手でパーを作ります。親指を反対の手で逆手に持ち、拇指球が伸びるように15秒伸ばします。次に親指を中にしまうようにして手を握ります。肘を伸ばし、手を前に出します。反対の手で肘を支えたら親指の付け根が伸びるように手首を小指側にひねります。15秒伸ばしましょう。

親指を動かすと腕の内側に負担がかかります。ストレッチをしてほぐしましょう。
手のひらを下にして腕をカラダの前に持ち上げます。反対の手で指を持ち、手のひらを反らせるようにして上に伸ばしましょう。ストレッチ感を意識しながら左右30秒伸ばしていきます。

肩のストレッチをすることで腕が楽になります。肘などへの負担を軽減する結果、腱鞘炎の予防につながります。
腕をカラダの前でクロスさせます。片方の肘を曲げ伸ばしている腕が床と平行になるように持ち上げます。肘を曲げている手の方に引っ張るようにしてストレッチをしていきます。自然な呼吸で左右30秒ずつ伸ばしましょう。

脇の下をストレッチすることで肩甲骨の動きが良くなり、腕への負担を軽減させます。
右手を持ち上げて肘を曲げ、左の肩甲骨を触ります。左手で右の肘を持ち、肘を左肩の方へ引き寄せて伸ばします。左右30秒ずつ行いましょう。背中を丸めないように行うことがポイントです。

腱鞘炎を発症させないために日常生活で以下の2点に気をつけましょう。

・不良姿勢
・偏ったカラダの使い方

特に猫背などの不良姿勢では、腕を正しく動かすことが出来ません。崩れた姿勢で腕を動かすことで肩や肘に負担が掛かり、その結果、腱鞘炎を招く原因にもなります。また、左右どちらかの部位を偏って使うことで疲労がたまり、腱鞘炎の原因になります。

特に荷物を持つ手などが毎回同じ方だと一部に負担をかけてしまうので、気付いた時にいつもと違う方の手を使うなどして偏ったカラダの使い方をしないように気をつけます。日々の生活から正しい姿勢を意識しましょう。

腱鞘炎の最も有効な治し方は痛みの原因を未然に防ぐことです。極端にカラダの一部に負担が掛からないようにすることはもちろん、毎日活用した筋肉をケアすることが大事なのです。痛くなって初めて日頃のケアに気づくのではなく、日々カラダを大切にケアして痛みのないカラダを目指しましょう。

何事も努力しないと治るものも治りません!ズボラ、不節制、怠惰、運動不足、姿勢の悪さが加齢による病気や運動機能劣化に繋がります。

御身ご自愛くださいね

以上で理解できない場合は「腱鞘炎」「治し方」で検索してみてください。
いろいろ知識が吸収できますよ。

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