★3.5 シリーズ15作目。今回も「御定書」が中心。
この作では紋蔵が南町奉行の壱岐守に気に入られており評定所で奉行の後ろに控えている。前任の伊賀守からは首にしてやるともいわれたが、紋蔵は生き字引、なにごとも藤木に尋ねよと言い残していた。
文吉は婿入りが嫌で、京に修行に行くと偽り、観音政五郎親分のもとに転がり込んでいた。この作で内藤家がらみの婿入りを正式に断ることのできた文吉15歳、またぞろちよが所帯を持とうとしゃしゃり出てきた。
今回だけなのか若竹の常連のように廻船問屋・伊勢徳の徳兵衛が絡んだ物語となっている。
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