【今日の俳句】

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【今日の俳句】
うつせみの生身をかしき柚子湯かな
上田五千石
柚子湯出て身伸ばし歩む夜道かな
杉田久女
金溜まることに縁なき柚子湯かな
鈴木真砂女
柚子湯出て闇を遠しと思ひをり
鷲谷七菜子
白々と女沈める柚子湯かな
日野草城
*  柚湯(ゆずゆ)/柚子湯/柚風呂/柚子風呂/冬至風呂・・・
冬至の日に香りの高い柚子の実を風呂に入れ入浴する行事。いかにも香りが高く古くからの習慣で柚湯に入ると無病息災でいられるという俗信がある。

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心まで取られずんぶり柚子の香や          あけび庵

カテゴリ:アート・文化