【歳時記入門】俳句のテキスト

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【歳時記入門】俳句のテキスト
顔かくし行過ぎたりし日傘かな
高浜虚子
船中に日陰を作る日傘かな
鬼城
降るものは松の古葉や日傘(ひからかさ)
嘯山
山うどの山出て市は日傘かな
一茶
絵日傘に亡き児や行くとながめけり
安斎桜磈子
白日傘道に沿うたり外れたり
長谷川櫂
*  日傘/絵日傘/白日傘/日からかさ/パラソル・・・
夏の強い日差しを防ぐための傘。主に女性が用いる。
江戸時代の日傘は、竹の骨に紙を張っただけのもの。
雨用とは違い、油や渋は塗らなかった。最近では白
ばかりではなく、黒い色のものも目にする。
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