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【歳時記入門】俳句のテキスト
斑猫の或はとんで芋の葉に
泊雲
道をしへ一筋道の迷ひなく
杉田久女
斑猫や松美しく京の終
石橋秀野
さびしさは乾きし道の道をしへ
原田青児
斑猫にいそいそとして引かれゆく
相生垣瓜人
*　　斑猫/はんみょう/はんめう/道をしえ
/みちしるべ・・・
体長二センチくらいの美しい甲虫。昆虫を捕食する。飛
ぶ仕草が道案内をするように見えることから道おしえと
いう。　
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道をしえ度々後ろ振り返る　　　　　　　　あけび庵
かつがれてみたや斑猫道の先　　　　　　　あけび庵

カテゴリ：アート・文化