あけび庵の俳句日記

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あけび庵の俳句日記   晩春
種蒔や土の匂いや柔くあれ
と土をもります。

籾蒔きや鼠もぬるる神の雨
才麿
種蒔もよしや十日の雨ののち
蕪村
種蒔いて暖き雨を聴く夜かな
村上鬼城
*  種蒔(たねまき)/種降し/すぢ蒔/籾蒔く/籾おろす
/種蒔おつこ・・・
稲の籾を苗代に撒くことをいう。八十八夜(立春から数
えて八十八日目)ころに行う。野菜や花の種を蒔くのは
「物種蒔く」「花種蒔く」と言って区別する。 
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土に児の花種蒔くや手の押さえ      あけび庵

カテゴリ:アート・文化