連載:ネイティブみたいに歌いたい

英語をカタカナ表記することの功罪

英語の発音を日本語で教える時、カタカナを使って表記することは一般的だ。
初学者にとって分かりやすく感じるので、自分の中学時代とかを振り返っても教師によって多用されていた気がする。
利点は分かりやすいというただ一点。

しかし、この方法悪い面がかなりあり、パッと思いつくだけでもいくつか出てくる。

・子音、母音ともに英語のほうがヴァリエーションが豊富なので、カナ文字では違う発音が同じ文字で表現される
 light, right -> ライト
 hard, heard -> ハード
・カタカナでは子音と母音を分離できないので音節が変わってしまう
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