あけび庵の日記

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あけび庵の日記
与謝野晶子の草稿ノート
新聞の片隅にこの記事を見つけた。晩年、病床で
推敲重ねた草稿ノート発見である。主から離れて
このノートの価値や如何に。と言うよりノートと
主は一体で価値があるのだろうが、ノートからは
何か伺うことができるのだろうか。
「みだれ髪」ひかれ何時の世探すやら。

一変を霜の景色や真白なり
道端の分かれて細し田舎菊
木星や月に近づく秋の夜
蜜柑撒き火焼叫ぶやコン稲荷 (ほたけ)

あけび庵のノート
葉は落ちて思いに堪えぬ花水木      山水

カテゴリ:アート・文化