連載:あけび庵の日記

あけび庵の日記

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あけび庵の日記
山茶花
散歩の通学路にちびまる子ちゃんをたく
さんみました。ランドセルと帽子が大き
く小袋までぶら下げています。側を通る
と駆けていきました。その先には山茶花
が咲いていました。日本固有のツバキ科
の木で、枝先に白か淡紅色の五弁の花を
開かせています。童謡「たきび」に出て
きますが、我々には「さざんかの宿」の
方が馴染み深いかと・・・。花は落ちて
バラバラでした。

茶梅や落ちて昂る音の聞く
秋に実の突くや鳥の枝になく
山茶花の雨や烏のこえ仕切り

あけび庵のノート
病む妻と言葉少なに夜長かな  山水

カテゴリ:アート・文化