立ち尽くす明日

私が生まれ故郷の東北から関西に移住してきた
翌年にあの未曽有の「東日本大震災」が起こった。
2011年(平成23年)3月11日のことである。
今年の3月で満9年目を迎える。

奇遇にも新天地であった神戸の街が、「阪神淡路大震災」
という大地震に見舞われてから、今年で25年目を迎えた。
1995年(平成7年)1月17日のことである。

両災害とも、現代の日本人に物理的にも精神的にも
決定的なダメージを及ぼした。

私は時々立ち止まってこのふたつの災害を考える。
何と 私は幸運なのだろうか!
ふたつの災害の狭間で生きることが出来たのだから。
神戸の大惨事を眺