連載:吾喰楽家の食卓

絶品の鶏水炊き

昨日は、昼餉の片付けを終えて直ぐに、夕餉の支度を始めた。
骨付きの鶏モモ肉を、水炊きにした。
コトコトと2時間、灰汁を取りながら水だけで炊いた。
焼き豆腐と葱を追加して、ポン酢で食べることにした。
また、水炊きのスープを少しだけ取り分け、塩と胡椒で味を調え、青葱を散らした。

今回のお浸しは、芽カンゾウである。
ニッコウキスゲに似た花の芽で、これも春を感じさせる一品だ。
水炊きは、時間を掛けた甲斐があり、美味しかった。
調味料は使わずに作り、ポン酢だけで食べた。
夕餉は、昼餉に続き、早春の気分を味わう食卓になった。

カテゴリ:日常・住まい