あけび庵の日記

2/14
あけび庵の日記
石塚友二(いしづか ともじ)の俳句
 俳誌「鶴」の二代目主宰。以下、四句掲載。

百方に借りあるごとし秋の暮
友ひそと来て坐りをり汗ばみて
赤ん坊の昼寝妨げ駄目爺
今生の今日の花とぞ仰ぐなる

お知らせ
※俳句募集中!お寄せ下さい。俳句掲載予定。
消えゆくや落ち行く秋の色になり
今生の兄のまろびや菜種梅雨
下校時や遊ぶ鴉の日脚伸ぶ

あけび庵のノート
秋空や小督局住みし哉         ネコ
雪解けの野獣の咆哮ごと流る(ほうこう)ネコ
          .

カテゴリ:アート・文化