連載:妄想爺やの喜怒哀楽2

啓蟄や コロナ禍の地を けんけんぱ

妄想爺やの喜怒哀楽94
まさに、地の虫が動き始める啓蟄の春が近いと感じる昨今だ

俳句は短文とは異なるものだ

取りもなおさず、句ごころ、詩ごころを磨かねばならない

とは云え、下手の横好きな僕ではある

コロナ禍に、習い事である音楽、美術、スポーツ、学習も巣ごもりになりがちだ

指導者から離れた鍛錬はまさに自分への鍛錬だ

自己に向き合う座禅ですら、師について学び続ける習い事であるように思う

だが、自己への鍛錬でもあり続ける

春を迎える昨今、歓楽街や観光地が賑わい始めているようだ

冬から春という時節は、氷や雪が溶けるかのように、人の心も温もるよう