老いる、朽ちるという滅びの美学・・・

新品には無い風合いや、味わいは、時の流れという中のご褒美でしょうか。

本物でも安物でも、時は見事にご褒美の素晴らしさを魅せるようです。

人間とて・・・


若さは、未熟で初々しさは有るのですが、タダタダ眩しいだけで、その価値もやはり薄い・・・

能面のような、マネキンのツルッとした肌など失っても、それを乗り越えるだけの魅力が宿るようです。


それでも神は依怙贔屓ですし、努力無しでは、やはりそっぽを向く様です。

手抜き三昧で、私もと都合良く手を出してもご褒美は、手には載らないもの・・・

そう都合良くは行かない様です。


いぶし銀などという死語に