花と行く都都逸

堤歩いて明日の空へ
     帯にはさんだ花と行く



染まる首すじ女の粋を
      花の朝もや洗い髪



淡い涙も心に散って
     ひとりふり向き花の道



水面流れる嘘花びらも
       たどり着けるか恋の淵



花の明日を想うにまかせ
        からみ素足の宵の酒



心の中で、桜も散ってゆくのでしょうね・・・

カテゴリ:アート・文化