薪能

靖国神社の薪能に行ってきました。
夜桜能というタイトルが付いていましたが、
時々吹く風で桜が舞い散りとても良い雰囲気の薪能でした。

演目は、550年の時を越えて梅若六郎氏によって復活した風流能(ふりゅうのう)と呼ばれる「大般若」で、西遊記を題材にした曲です。
シテは人間国宝の観世流、梅若実、ワキは宝生流、森常好。
続々と登場する異風の神々が目を奪う大スペクタクルが薪の炎の向こうの幽玄の世界に展開されました。
能には珍しい、ド派手な装束、演出でした

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