「ボク、4歳?」
隣の部屋との仕切りを開けて言う。まだ、朝の5時半だ。
「そうだよ。おめでとう」
「ありがとう」
昨日来たときから嬉しさ爆発で走り回っていた3歳児。私はまたもや孫より先に眠りに落ちた。仕事した後に娘宅を訪ねるといつもこうだ。
「○△○△はある?」
プレゼントが届いていると思っている。プレゼントはクリスマスと誕生日。
「パパに聞いてみる?」
0歳児とママはまだ寝かせてやりたい。
「パパァ、○△○○はァ?」
大きな声が返って来る。
「待つ」楽しさを十分味わえるように育てた娘夫婦。「ありがとう」が素直に出て来る孫。
緊急事態宣言