今日は、急な呼びかけで、俳句仲間四名が三宮に集まり、中の一人の車で、六甲の森林植物園へ吟行にいきました。植物園は、丁度紫陽花が見ごろでした。園内は広く人もまばらで、高度の関係で暑くもなく、この時期にしてはもってこいの吟行環境でした。4名各8句作句し、32句を現地で選をしました。以下、私の入選句を掲載いたします。
森林の主(ぬし)は俺だと蜥蜴出づ
我が胸の中へと蟻の登りくる
紫陽花へまぎれ聴覚立て直す
一面の紫陽花に噎(む)せ老い深む
みぎひだり巨木掠(かす)めて揚羽くる
カテゴリ:アート・文化