日中久しぶりにリビングで過ごした。浅井リョウの『正欲』(新潮文庫)を読んだ。
文章が堅くて読みにくい。やめようかとも思ったが他にする事も無い。
段々面白くなった。主人公の孤独が謎だ。
午前中ホームセンターに土と苗を買いに行き、忘れ物をした。大きな土の袋は忘れようもないが、花の名前を書く小さな札を忘れた事に帰る途中で気付いた。引き返すとカートの中にあった。
忘れた事を指摘される事が続いていた。
「鉄子さん、最近ちょっとおかしいって○○さんとも言ってたのよ」
『癌より怖い認知症』と言う言葉が蘇る。一人でいる時間があると、「もう