ベートーヴェン /交響曲第4番他をムラヴィンスキーの指揮で聴く

2019年3月以来の鑑賞。
第1楽章の主部に入ってからの快活ともいえる音楽には爽快感がある。楽章終わり近くのトランペットの明るく伸びやかな響きがこの楽章全体の特徴を表している。
第2楽章はアダージョ。録音の良さもあってか、落ち着いた雰囲気や豊かな表情が伝わってくる。フルートやクラリネットの音色は柔らかで心地よい。
第3楽章はメヌエットの表示があるがスケルツォだ。トリオでのオーボエと弦楽器の呼応にはほのぼのとした、同時に素朴な気分があり、ファゴットが寄り添うさまもほほえましい。再びスケルツォ。力強いリズムとともに音楽は前進を続ける。
第4楽章は、ク