チャイコフスキーの 交響曲第5番をムラヴィンスキー指揮で聴く

2019年2月以来の鑑賞。
ムラヴィンスキー来日ライブ・エディションの第2集。
マイクがオーケストラから離れたところにセットされていたのかもしれない。演奏から、力強さと、各楽器の輪郭は把握できるものの、全体の響きは痩せている。それでもホール全体の雰囲気は伝わってくる。
ムラヴィンスキー指揮のチャイコフスキーは、ウィーン・ムジークフェラインザールにおけるDGへの1960年の録音が忘れ難い。ムラヴィンスキーの第5番は他にもいくつか聴いてきたが、この演奏にもムラヴィンスキー独特の力強さと迫力、そしてアンサンブルの精緻さを感じ取ることができる第1楽章だ。