プロコフィエフの 交響曲第1番「古典」・第5番をデュトワの指揮で聴く

交響曲第1番「古典」。
ジュリーニとゲルギエフの演奏で聴いてきた。前者は「展覧会の絵」の余白に収められていたLP。後者は交響曲全集からであり、当然第5番も聴いていた。ハイドンが生きていたら書いたであろう交響曲をプロコフィエフが書いたと伝えられている。
第1楽章の冒頭から、確かに作曲者の言による通りだと頷く。
第2楽章はラルゲット。「古典」的な趣が支配的だが、至る所にプロコフィエフが生きた時代ならではの切り口やアプローチがある中で、透徹した音楽の美しさは印象深い。
第3楽章はガヴォット。ここでもハイドン、モーツァルトなどの音楽を彷彿とさせる。
最終楽章。軽