ウツに陥るひとの特有な考え方があると思う。
これは精神科医の宮島賢也氏も述べていることだ。
ウツに陥る人は、考え方が硬く、柔軟性に欠けている
と感じる。その硬さの筆頭に挙げられるのは、
「べき論」に支配されていることだ。
「自分はこうでなければならない」、「こういうことはあるべきではない」、などたくさんのルールを人生のなかで見出し、あるいは作りだし、それに縛られて身動きが取れなくなっている印象だ。
もともと「べき論」は、人生をよりよく生きるためのルールや知恵であったはずだ。いつしかそれは「守られるべき鉄則」に変化してしまい、変えてはならない「自分を