「ヒマラヤ」の日記一覧

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遙かなるヒマラヤ ダウラギリⅠ峰南東稜BCトレッキング

ナマステ!! 5月に催された山岳会の先輩、八木原氏の旭日小綬章祝いの席で「俺も今年喜寿を迎えるにあたりヒマラヤに一区切りをつけたい」との弁があった。 群馬岳連で1978年に困難なダウラギリⅠ峰南東稜を4名の犠牲者を出しながらも初登頂を果たして45年経つ(その後の登頂は米国隊のみ) 彼はそれ以前以降およそ50回にわたる遠征を通じてエベレストをはじめヒマラヤの高峰難峰に足跡を残して…

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ポピーの花弁和紙の如く透け

  夕餉はしめ鯖の刺し身  水蛸の山葵和え   ちらし寿司  焼き芋   夕暮れ時の空は灰色で 空気は湿気を帯びていた  青葉冷えなるB階のバー「トトロ」  小山徳夫  高倉のねずみ返しや青葉冷  近藤暁代  青葉冷えさらに奥には蔵座敷  館容子  黒楽の底に潜みし青葉冷  河内桜人  音もなく雨降る街や青葉冷  赤羽陽子  蝉生まる森の緑を透かしつつ  原博美 …

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花の谷幻の蒼いポピー咲く

 おのづから罌粟紅白に蔬菜園  飯田蛇笏 春蘭  およそ吹きひろがるばかり罌粟の花  後藤夜半  ヒマラヤを越えなん花弁罌粟散れり  依田明倫  ゆれ交はし川風ひろき罌粟畑  岡本まち子  六月や大農園の罌粟畑  松藤夏山  別荘にはさまる農家罌粟咲けり  大島民郎  予感みなつぎつぎひらく罌粟の花  小河信國   二階より風を透して罌粟を見る  岸田稚魚  芥子咲いてここ…

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139、「孤高の人」(上)(新田次郎著)は加藤文太郎の冬山単独行の話なり

『孤高の人(上)』 新田次郎著 新潮文庫 昭和48年2月28日発行 ーこの小説は、新田次郎著で僕がまだ読んでない小説で、2人のメールで知り合った方が、新田次郎の代表作でお勧めだと言ったので、探して、読み始めたが、これは凄い生き様であり、その生き方がまっすぐで面白く感動して、やっと上を読了した。 ー「不世出の登山家だ。登山家を山にたとえたとすれば富士山に相当するのが加藤文太郎だと思えばいい」 「昭…

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時間が有ったらどうぞ!

https://www.bs-tvtokyo.co.jp/cinema/?p=202009161955 https://jac1.or.jp/event-list/climbing-news/eventnews-list/online-jac/202009118797.html https://jac1.or.jp/event-list/climbing-news/eventnews-lis…

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7月になりました。カレンダーの差し替え

7月になりカレンダーを差し替えました。  西ネパールのトレッキングのランチ休憩時、ヒマラヤの7061mのニルギリをジョムソン街道沿のチィチィ湖近くの高台から谷を挟んで望みました。

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帰省の打ち合わせはメールにて

 きりぎりす電話のベルに鳴きやみぬ  藤本朋子  けいちつや電話の奥に幼ごゑ  北村昭子  モネの絵に電話が鳴つて春の雪  鈴木鷹夫 風の祭  さみだれや船がおくるる電話など  中村汀女  一回の電話で集ふ芋煮会 笠原ひろむ  『棕梠の花』  奥の湯の電話鳴りつぐ春炬燵  大島民郎  有線放送姦し電話器より  アロマ  どこか違う電話の向こうにある枯野  早乙女文子  卯波うつ…

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チベットからヒマラヤ山脈を越えてネパールへ

2015年に起きたネパールの大地震以来、中国とネパールの国境は外国人旅行者には閉ざされていましたが、昨年、以前とは別なルートを通ってようやく国境を越えることができるようになりました。 この度(2018年10月)この新たに開かれた国境を抜け、中国・チベットからヒマラヤ山脈を越えてネパールへ至る2週間のツアーに行って来ました。 まずは青海省の西寧から、世界一の高所を走る青海チベット鉄道に乗車し、一昼…

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ネパールトレッキング・ランタン谷を歩く 9日目・10日目

一気にカトマンズまで話を進めます。 ラマホテルからの下りは、谷底の森の中を黙々と進みます。 途中での昼食は、脂っぽいラーメンをやめて、パスタを注文する、圧力鍋でゆでるので柔らかすぎて、 まるで「うどん」のようだ、それにパスタ用のソースはなく、ケチャップをかけて食べる! 谷間の先につり橋と、シャブルベンジ村が見えてくるとほっとします。 登るときは8時間もかかったのに下りは5時間足らず、途中問題もな…

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ネパールトレッキング・ランタン谷を歩く 7日目 

ギャンジン・リは、短時間の滞在で訪れるならばいちばんベストな選択だろうと思う。 天気は良好、頂上までは3時間程か?朝食前の6時からガイドとともに登り始める。 寒いが風がないので助かる。右に左にと、歩きやすいところを選んで登ってゆく。 出発して2時間ほど経ったろうか。キャンジンゴンパの集落が足元に小さく見えてきた頃、ようやくピークが見えてきた。 そこからさらに10分、ようやくタルチョがはためくキャ…

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ネパールトレッキング・ランタン谷を歩く 6日目 

天気は上々、ロッジは広い草原の中にあるので、周囲の山々がよく見える。 近くの丘に登って写真を撮りたいが、一面の雪で歩き回ることができないのが残念だ。 今日の目的地はキャンジンゴンパ村、3時ほどしかかからないので、ゆっくりの出発 標高差も300mほどしかないので、高山病の心配もない。 アップダウンの少ない雪原を景色をを眺めながらゆっくり進み、昼頃にキャンジン村に到着。 村の入り…

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ネパールトレッキング・ランタン谷を歩く 4日目

いよいよ今日からトレッキングの始まりだ、7時起床、8時スタートとゆっくりだ。標高は1500m2500mまで約1000m登る 天候は雨模様だが小降りで、降ったりやんだりなので、雨衣の上と傘で出発する。 チベットへ向かう車道を5分ほど進み車道から別れ、右側の脇道を川側へ降る ワイヤー製のつり橋が掛けられており、そこを渡るといよいよランタン谷に入る。 川を渡るとすぐにシャブルベシの旧村…

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ネパールトレッキング・ランタン谷を歩く 3日目 

電話がなって目が覚めると、時間は6時!! 5時半にモーニングコールをお願いしたのに・・・ 文句を言っても時間は戻らない。着替え、洗面そして朝食と忙しい。 朝食もそこそこに、ホテルに残す荷物をパッキング、ザックを背負いロビーに降りて荷物を預ける。 時間通りにガイドさん到着。これからのかかる費用はすべてトレッキング代にふくまれる。 タクシーでバスの発着場に向かう、この時間は騒音も埃も少ないが、バイク…

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ネパールトレッキング・ランタン谷を歩く 2日目 

搭乗した機体はジャンボ機、時差ボケしないよう、寝ないで映画を見て過ごす。 バンコクには6時ごろ到着、約5時間の待ち合わせがあり 巨大な空港内を、ゆっくり散策できます、 飲食店やお土産店など、特に目立つのは私には縁のなブランド店が 両側に延々と200mも続いて華やかさを競っているが客は少ない 10時半カトマンズに向けて出発、残念ながら雲上飛行でヒマラヤの山々は見えない。 約2時間半のフライトで、カ…

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ネパールトレッキング・ランタン谷を歩く 1日目 

少し前の話ですが、3月8日から15日間ネパールを旅してきました。 現地旅行社と契約してポーターなしの、ガイドさんとの二人旅でした。 日を追って書いて行きます。 初日は空港へ移動だけ、0時20分出発バンコク経由のタイ航空利用 今回は羽田発で帰着は成田、早めについて空港の夜景などを楽しむ。 添乗員のいない海外旅も何度目になるか? この時間の飛行はサンドイッチの軽食のみ、ビールも出ません。 弁当とお茶…