「歎異抄」の日記一覧

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私が私であるために京の冬の旅ーその3(+∂・親鸞)

帰る朝、時間にゆとりがあるので、ホテルに一番近い東本願寺に参拝した。 参拝して知ったが、親鸞聖人であった。 私にとっては、親鸞というば、歎異抄である。 20代の時、上司の話で歎異抄を知り、興味を持ち一人で有楽町にある合同酒造の会社で開かれている講座に、1カ月1回の夜間での受講、短期間であったが、その思想は、良き人生勉強になった事がある。 そんな思いが親鸞にはある。 御影堂で参拝後、タイミング…

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親鸞聖人の言われるご利益とは

~~自分の確認です☺ 自分が信じているのは 純粋に本質的なことがらであって、 ご利益宗教じゃないですよ。 宗教に熱心な人はよくそう語る。 自分も長らくそうした姿勢でいた。 しかし、歎異抄の冒頭には 信じた者にはバリバリ ’’ご利益’’ があるのですよと書かれている。 「弥陀の誓願不思議にたすけられまいらせて、 往生をばとぐるなりと信じて 念仏申さん…

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オンライン講座に参加しました!

暑いと言っても暑いです。。。22日から24日の夜は『歎異抄』を通したオンライン講座に参加しました。『歎異抄』には人は何の為に生きるのかの解答が記されています。「煩悩具足の凡夫 火宅無常の世界は 万のこと皆もって そらごとたわごと真実あることなし」と言われる火宅無常の世界で変わることのない不滅の幸せを摂取不捨の利益と『歎異抄』の冒頭にはハッキリ示されています。ハッキリするからハッキリ書かれている摂…

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秋の記念講演に一緒に参加しませんか?

40度近い猛暑がウソのようにすっかり涼しくなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。新型コロナ拡大からあっという間に9か月が過ぎようとしています。このまま1年が終わっていいのかなという人もあるでしょう。そんな人にピッタリな記念講演が10月17日(土)18日 (日)の2日間開催されることになりました。内容は歎異抄解説の決定版『歎異抄をひらく』記念講演です。今年は春に新型コロナで志村けんさんや岡江…

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人間ドックに行ってきました。。。

人間ドックでは軽い潰瘍とのことで胃や十二指腸が3か所くらい傷ついていました。肝臓が悪くなったのも8月だったので、暑い時期には体調を崩しやすいのでしょう。胃が悪くなるのはストレスとアドバイスをくれた人があったのですが、新型コロナの終息のメドがない状況で新しいことが始まると想像している以上に負担がかかっていることがわかります。新型コロナが蔓延することで死を意識する機会が無意識のうちに増えているので、…

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映画『歎異抄をひらく』をまた観たいな。。

映画『歎異抄をひらく』が地元石川や関西福岡でも今日から公開だそうです。今住んでいる富山では5月24日に公開されたので、もう観てきました。「あの時に戻れたら。。」と思ったことがある人には「善人なおもって往生を遂ぐいわんや悪人をや」の一文が心に響きます。外国から注目が集まる東京オリンピック前に知っておきたい日本の古典でもあります。金沢であるからまた行こうかな。。。石坂浩二さんの演技もぴったりです!h…

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煩悩のなせる業 (自分のためのメモ)

お気に入りさんの日記に、歎異抄第9条が紹介されていた。 親鸞さんに身近に仕え、たくさんの教えを浴びているはずの唯円が、日頃の悩みを打ち明けたという話。親鸞さんの答えが歎異抄に記されている。 唯円はアミダによる救いを理解したけれど、ならば日々喜んで生きているのかというと、どうもちがって喜びを感じることがない日もある。つまり淡々と平凡な日が過ぎていく。これはどうしたことなのだろうと悩んでいた。 …

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善人なおもて往生をとぐいわんや悪人をやの真意がわかる??

「善人なおもて往生をとぐいわんや悪人をや」の悪人正機で有名な『歎異抄』(たんにしょう)の内容を映画化したアニメ『歎異抄をひらく』が5月24日に映画公開されるそうです。主演の声優は石坂浩二さん。人はなぜ生きるの答えがここにある!の一文に目が止まりました。観に行きたいと思います!

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一生に一度について考える

先週は体調が悪い日が続きました。気圧の変化があると大変です。。今日は『歎異抄』の言葉を通して一生に一度について考えてみたいと思います。https://www.kokoro-odayaka.jp/nayami/22846/

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「自分こそ正しい」という方向に

回心の不思議な体験をして以来、 確信めいたものが起きて、 「私の信仰こそ正しい」と 自分の主張を強引に推し進める思いが 最近、見え隠れしているということに気づいた。 「歎異抄」の後序にはその誤りが とうとうと述べられている。 あるとき、 親鸞聖人と弟子との間で信心をめぐって論争が起きた。 親鸞聖人が 「この善信の信心も法然上人のご信心も同じである」 と述べたとき、 弟子の幾人かが 「どうし…

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「仁和寺と御室派のみほとけ」を観てきた

きのう、「仁和寺と御室派のみほとけー天平と真言密教の名宝ー」を観てきた。 東京国立博物館での特別展。2018/01/16〜03/11の期間中、同館の平成館て開催中。詳しいことは、サイトを見ていただきたい。 こういう展示会は「ともかく観にいく人」(私もそのひとり)で混み合うが、この展示会もそうだった。このあいだ、同じところで開催された「運慶展」よりはマシだったが。 さて。館内にズラリと並ばれ…

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回心は一回きり (自分のためのメモ)

歎異抄第十六条には、回心について次のように記されている。 「一向専修のひとにおいては、回心といふこと、ただひとたびあるべし。その回心は、日ごろ本願他力真宗をしらざるひと、彌陀の智慧をたまわりて、日ごろのこころにては往生かなふべからずとおもいて、もとのこころをひきかえて、本願をたのみまゐらするをこそ、回心とは申し候へ。」 日ごろのこころにては往生がかなわないと思い知ることが回心の前にある。これは…

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「弥陀の請願不思議にたすけられまゐらせて」の意味が

「弥陀の請願不思議にたすけられまゐらせて 往生をばとぐるなりと信じて 念仏申さんとおもひたつこころのおこるとき、 すなわち摂取不捨の利益にあづけしめたまふなり。」 (歎異抄第一条) 歎異抄において最も大事だとされる この文の意味がよくわからなかったが、 いま自分の中に芽生えたある思いと 照らし合わせたとき その意味が手に取るようにわかった。 ここ3,4年わたしは不思議なことを体験した。 自分…

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この厄介な性癖だが・・・(自分のためのメモ)

歎異抄の後半は、親鸞の教えをあやまって受け取っていることを著者である唯円が正していくといった文章である。 このなかに多く出てくる話が、いわば浄土真宗の教えの上で先輩格の信者が、入門したばかりの初心者や誠実に教えを守って念仏しているものを、小馬鹿にしたり、揶揄したり、惑わしたりすることを指摘する文章がじつに多い。 読み書きもできないような人々が熱心に念仏するさまを見て、「お前は、衆生すべてを救…